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早期退職します

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早期退職のきっかけや辞める準備などをつづります
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2018年7月の記事一覧

愛をあきらめるな(笑)

「わたし、会社を8月末で会社を辞めるんです。」 と大先輩のKさんをこっそり呼び出して、報告をした。 Kさんの見た目は、掛布さんにそっくりで、コテコテの大阪のおっちゃんである。 バツイチで、昔は包丁を持った女性に 追いかけられたりと、女性がらみの 武勇伝には事欠かない。 今は10歳以上年下の外国人女性と 付き合っていて、近々結婚する。 田辺聖子の小説に出てくるような ダメ男の魅力を体現したなモテ男なのだ。 Kさんは、驚愕していた。 「まじか、ミツバチ・・・・。  

体重とプチ不幸

吾輩は、チビである。 どれくらいチビかと言うと、 150㎝超えている時もあれば、 149㎝台の時もあるくらいだ。 (だから、健康診断の身体計測が、  一番ドキドキする。これ以上、  縮んでませんようにって。) これくらいチビだと、 2キロ体重が増えると、 自分で「あ、私デブ化してる」 と分かる。肩周りやわき腹に 「ぷよ肉」がつくのだ。 3年前父が倒れて入院した時、 たった2日で、スコーンと 3キロ痩せた。 ココロの深い部分に衝撃を受けると、 人間は簡単に痩せるものらし

新しいすきまを空ける

わたしの早期退職の件も、 社内にかなり広まってきた。 当初の目論見では、新しい仕事は お断りして、お世話になった クライアントの仕事だけするはずだった。 ところが。 急に新しい仕事がピンチヒッターで 入ってきて、今最高潮に忙しいです。 あれ、おかしいなあ。 これから退社までは、 余生を過ごすつもりで ゆっくり引き継ぎしようと 思っていたのに。 とはいえ、今年の夏は、 同僚のみなさんもめちゃめちゃ忙しそうで・・ 「最後のご奉公」という気持ちで ピンチヒッターを引き受けること

初めて涙が出た。

「実はわたし・・・、  8月末で退職します。  いろいろ迷惑をかけると思うけど、  ごめんね。」 社内でオープンにするOKがやっと 出たので、仕事仲間を1人1人呼び出し、 告白ばっかりしています。 この2日で、10人に告白しました。 「早期退職で誰が辞めるか」予想では、 わたしはダークホースだったらしい。 ほとんどの人がめちゃくちゃ 驚いていた。 わたしは、「最後までチームを 下支えする職人」キャラだからなあ。 申し訳ない・・。 今回、抜けさせてもらうっす。 それからの

新しい筋肉をつけたい

早期退職が決まったものの、 まだ社内的にオープンになってないので、 新しい仕事も入り、最後のご奉公をモリモリしております。 (後任者を決めて、早くオープンにしてくれー。) わたしの仕事を大ざっぱに言うと、 調査結果を鋭く分析してレポートを書いたり、 気の利いたインタビュー項目を考えたりと、 良く考えると、楽しい仕事かもしれません。 楽しいからこそ、26年以上も続けてこれた。 わたしの財産だ。 仕事を辞めたら、積み上げたスキルも だんだん錆びついていくんだろうな・・・・。

会社辞めて、何しよう?

会社を辞めた後、何をするか。 いろんな方向を考えてみたけど、 一周回って、今はこんな心持ちでいます。 いままで時間がなくて、 やりたかったけど、 できないことをしたらいいやん。 やりたいことをどんどん書き出してみる。 ●かごを編んでみたい。  特にナンタケットバスケットという  美しいバスケットを編んでみたい。  エバゴスみたいなかごも編みたいな。 ●洋服のリメイクを勉強して、  売ってみたい。  今まで、自分の服を色々リメイクして、  褒められたので、  それをも

何で、会社辞めるの?

うーん、何でだろう。 色々考えてみて、 この言葉が今はぴったりくるかな。 そろそろ、 下山してみようかと思ったから。 仕事では、ずーっと 毎年業績アップを求められてきた。 (毎年、売上〇〇%アップとかね) そりゃそうだ、ビジネスって 右肩上がりの成長を目指すのが 当たり前。 ビジネスは闘いだ。 色々知恵を絞って 競合会社にコンペで勝つとか、 クライアントに気に入られて 指定を獲得するとか、 成果を上げていくのが楽しかった。 わたし、成長しているなと実感できた。 ア

早期退職、正式に決まりました。

早期退職制度に応募してから、約2週間経ちました。 予定より一日遅れて、ヤキモキしましたが、 本日退職届が承認されたとメールが来ました。 ぶるっ。ぶるぶる。 肩が少し震えてから、 じわじわと解放感が体の中から 生まれてきた。 まずは、所属の上司Tさんにメールで 「正式に退職が認められました。  つきましては、引き継ぎ事項を  相談したいです。」と連絡した。 (本当はいけないんだけど、  新規の仕事を請けられない理由として  こっそり状況を話していた。) Tさんからは、

圧迫面談じゃなくて、ホッとした。

早期退職募集が告知されてから、 適応対象者は本部長と面談を行う。 早期退職の意志があるかどうかを 確認するのが目的だ。 (あと、退職金の額も教えてくれる。) ・・・というのは建前だけど、 数年前の早期退職募集の時は、 露骨な脅しも多かったらしい。 (今回辞めなかったら、  キミの居場所は無くなるとか、  窓際に回すぞとか・・・。) さて、今回はどうなんだろう・・・? わたしと面談する本部長Yさんは、 2年前までは、直属の上司だった。 見た目は、ヤクザみたいな強面なんだけ

ワタシはコレで、会社を卒業したくなったのだ。

アフロヘアの稲垣えみ子さんの 料理本を読んで、 さらに彼女のことを知りたくなり、 ついに禁断の書に手をだしてしまった。 「魂の退社」と退社後の「寂しい生活」  これを読んだらさー、  会社を辞めたくなること  請け合いのキケンな本である。 稲垣さんの本は、 キケンな書であるが、 むしろ文体は飄々としていて、 ユーモアにあふれている。 東日本大震災をきっかけに 節電に目覚め、 家電を1つ1つ手放していく。 最初は掃除機、電子レンジ・・・ ついに冷蔵庫まで手放してしまう

早期退職募集のお知らせが来て、5年後の自分を想像してみた

ある昼休み。 暢気に楽しくお弁当を食べていたら、 後輩ちゃんが何気なく言った。 「そう言えば、会社の掲示板に、  早期退職の募集が載ってましたよ。  でも、3年連続で平均以上の査定だったら、  応募資格はないみたいですよー。」 なぬ?! わたしは、去年の査定が悪かったから、 不本意ながら、資格があるぞ。 悲しいような、でも嬉しいような・・・。 複雑な気持ちだけど、 これはチャンスだ。 そして、詳細を調べてみたら、 私の年齢だと、追加ボーナスが 予想以上に良かったのだ

この本で、会社を辞めてもいいかもと潜在意識が動いた・・?!

アフロえみ子の「自由メシ!」を cakesで初めて読んだときに、 なんて美味しそうなんだ! とグイーッと心を惹かれてしまった。 ごはん・味噌汁・漬物の地味メシって、 毎日食べても飽きなさそう。 外食では食べられないし、 ヘルシーだし。 早速、「もうレシピ本はいらない」 稲垣えみ子著を購入し、 じっくり舐めるように読む。 わたしの趣味は、料理本を読むことで、 簡単にできて、しかも美味しいレシピを 探す嗅覚はピカイチだと自分で思う。 (あ、読むだけじゃなくて、  作

会社を卒業できるか、待ちの時間です。

はじめまして。 「ミツバチすばこ」です。 プロフィール欄に、近々会社を卒業予定と書きましたが ただいま「早期退職者優遇制度」に密かに応募中。 会社が「辞めていいよ」とGOサインを出したら、約1.5か月後にめでたく卒業・・・の予定。 決定までは、「会社の誰にも言わないように」と釘をさされてまして、 貝のように口を閉ざして、こっそり「引き継ぎリスト」とかデスクで作ってます。 退職申込み書類を提出してからは、不思議と「辞めていいんだろうか?」 揺れることはなくて、一緒に働く人

会社を辞めようと思ったきっかけは、思いがけないところからやってきた

今年の5月までは会社を辞める気なんて、さらさらなかった。 仕事もそれなりにやりがいがあったし、給料もいい方だし。 きっかけは、後輩ちゃんの一言だった。 彼女は30代の働くママ。 人間としてチャーミングで、そして賢くて、クールで、 大好きな後輩Kちゃん。 そんなKちゃんが、ランチの時にアップルパイを食べながら 「ミツバチさん、わたしね6月末で会社を辞めるんです!」と 教えてくれた。 「な、な、なんで・・・!? 今の部署、働きづらかったん?」 「うーん、わたしは、定期的に