会社を辞めようと思ったきっかけは、思いがけないところからやってきた
今年の5月までは会社を辞める気なんて、さらさらなかった。
仕事もそれなりにやりがいがあったし、給料もいい方だし。
きっかけは、後輩ちゃんの一言だった。
彼女は30代の働くママ。
人間としてチャーミングで、そして賢くて、クールで、
大好きな後輩Kちゃん。
そんなKちゃんが、ランチの時にアップルパイを食べながら
「ミツバチさん、わたしね6月末で会社を辞めるんです!」と
教えてくれた。
「な、な、なんで・・・!? 今の部署、働きづらかったん?」
「うーん、わたしは、定期的に1年半後にここに居たいか?って、
問いかけることにしてるんですけど、今回はNOって感じだったんです。
だから、会社を辞めて、違うことをすることにしました。」
なんて、冷静かつスマートな女子なのだ、Kちゃん。
「めっちゃさみしいけど、それはイイことやなぁ。
身軽に動けるKちゃんが羨ましいなー。
若いって、ええなぁ。新しいジャンルに行けるもんなぁ。」
「えー、ミツバチさんだって、できますよ!
今からでも、好きなことしましょうよ。」
・・・・・あ、そうかも。
そう言えば、わたしは、夫なし・子供なし、シングルだった。
自分と犬1匹だけなら・・・、何とでもなるか。
会社辞めても、生きていけるな。
ハッと気づいた瞬間だった。
そこから、「会社辞める?辞めたら何で食っていく?」
と時々妄想するようになったのだ。
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