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月刊想造楽工vol.27「SDGsアクティブラーニングやってみましたレポ」

不安定な天気が続く毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
暦の上では秋が始まったとのことですが、本当ですか・・・?秋はきますか・・・?というくらい毎日暑いですね。
そんなわけで(?)今回は副班長みきが、想造楽工の新しい取り組み「SDGsアクティブラーニング」のレポをしていきたいと思います!

1.新しい挑戦

我々想造楽工チーム、新しいことに挑戦を始めました!
その名も「SDGs アクティブラーニング」。
このプログラムは近年その必要性が高まっている「越境学習」の観点から、想造楽工の取組みや障害福祉を題材に作成したラーニングプログラムです。

参考:越境学習によるVUCA時代の企業人材育成|経済産業省「未来の教室」事業 社会課題の現場への越境プログラム (learning-innovation.go.jp)

2.実際にやってみた

そんな「SDGsアクティブラーニング」を実際にやってみました。
今回は大手総合商社や大手衣類メーカー、ITベンチャーなどにお勤めの4名の方々にご参加いただきました。

①チェックイン

スタートはNPO法人しあわせのたねが運営されている「たねカフェ」から。
こちらはパートナー施設である「就労継続支援B型事業所しあわせのたね」の皆さんが働いているカフェです。

こちらのパンフレットは想造楽工がデザインしたのもです

たねカフェでお互いの自己紹介後、想造楽工の取組みをご説明。
その後たねカフェで昼食をいただき、障害のある方々の接客を体験していただきました。

香港風シュウマイのランチセット

普段、障害のある方がどんなところで、どんな仕事を、どのようにしているのか、実際にたねカフェのお客さんとして体験していただきます。


今回接客をしてくれたのは、想造楽工にも参加してくれているしえちゃん。
私も絵の制作会でしか関わることがないので、他の場面でのしえちゃんは新鮮でした。

たねカフェのランチはボリューム満点で、とっても美味しい!
参加者の皆さんにもご満足いただけました。
みんなお腹がいっぱいになったところで絵の制作会が行われるしあわせのたねのアトリエへ移動です。

②絵の制作会

到着するとしあわせのたねの皆さんと、参加者の皆さんから事前にいただいていた「好きなもの、大切なもの」をモチーフに絵の制作会を行いました。

参加者の似顔絵を描いてみたり
絵を通してコミュニケーションが生まれました
最後は盛り上げ隊長の渡邊くんからご挨拶!

絵の制作を通して障害のある方々とコミュニケーションをとることで、想像もしていなかった発見や驚きがたくさんあるかと思います。
発見や驚きの内容は参加していただいた際のお楽しみということで、こちらでは伏せておきますね。

みんなで記念写真

参加者の「私の好きなモノ・大切なモノ」のイラストたち

③プレイヤーとの対話&振り返り

絵の制作会のあとは、実際に障害福祉の課題に向き合って活動しているプレイヤーの方々と対話を行い、絵の制作会での実体験に加えて、多角的に「障害福祉」というものに対する理解を深めます。

今回は想造楽工班長よりこと、NPO法人しあわせのたねの職員さんである智子さんにプレイヤーとしてお話をしていただきました。

みんな真剣な表情でお話しています

2人が普段仕事をする上で大切にしていること、課題と感じていることなどを話をしてもらいました。
プレイヤーとの対話を通して参加者たちは自分や仕事と障害福祉・障害のある方々との在り方について、気付きを深めます。

プレイヤーとの対話後は参加者毎に感じたこと・考えたことを共有し、更に考えを深めました。

参加者の声

・障害のある方々への印象・見方が変わった
・障害のある方々のコミュニティや生活を垣間見ることができ、障害のある方々も自分たちと変わらずそれぞれのコミュニティや生活があることを体感し、理解が深まった
・自分が無意識に遠ざけていたことにハッとさせられると同時に、障がいのある方々をより身近に感じることができた

3.アクティブラーニングに込めた想い

我々、想造楽工を運営する株式会社ニューモアの目指すビジョンは「それぞれのいる場所に、やわらかな自然光を。」です。
このビジョンを達成するべく、今回のアクティブラーニングを企画しました。
なんだか、目指すビジョン、というと堅苦しく感じてしまいますが、つまりは「仲間を増やしたい!」ということです。

世の中にはいろいろな属性があるけれど、異なる属性をもつ人々が手を取り合って、補い合って生きていく社会の実現に向けて、仲間づくりをしていきたいです、という気持ちです。

今回のアクティブラーニングは実際にやってみて、しあわせのたねの皆さんが楽しそうだったこと、参加者の方々が優しい気持ちで接してくださったこと、とってもハッピーな空間で胸がいっぱいになりました。

私がニューモアに参加したのも、障害があるなしに関わらず、手を取り合っていけるような社会づくりができたらいいなという気持ちからだったので、今回のアクティブラーニングを通して、その社会を作っていく仲間が増えたような気がしてとても心強く感じました。

普段ニューモアが行っている受注制作や自社プロダクトからはもちろん、きっとこのアクティブラーニングは「それぞれのいる場所に、やわらかな自然光」が当たる社会を作る仲間を増やしていける可能性があると信じています。

今回はアクティブラーニングをやってみたレポでしたが、少しずつこのような機会を増やしていきたいと思っています。
参加者絶賛募集中です!
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※基本は東京都八王子市拠点地での開催となります。
※ご参加人数、交通手段、内容が確定後、お見積りをいたします。