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わが人生


少子化対策のバラマキ施策が、
実体のない未来を助長させる?

 少子化対策は確かにこれからの日本の最重要課題の1つに違いない。人口動態統計によると、2022年の出生数は79万9728人、前年比で5.1%減。初めて80万人を割った。太平洋戦中減った出生数は戦後2年経った1947年から3年後の1949年にかけての第1次ベビーブームで250万人を超え、この期間に生まれた世代を「団塊の世代」と呼ぶのは読者ご存じのとおりだ。

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