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10月30日(日)13回目の面会交流。父親失格。

更新が止まっていました。
noteを書くことで自分の弱さを直視することから逃げていたのかもしれません。
逆に、子どもに対する自分の気持ちがだいぶ落ち着いてきたのかもしれません。
そのあたりも含めて、今一度頭と心を整理しながらnoteを書きます。

それでは13回目の面会交流について記載します。

3回目のキッザニア


この日もキッザニアで遊ぶ予定。
僕と息子にとって、3回目のキッザニア。
朝の10:30に待ち合わせをして、15:00までたっぷり遊ぶ予定。

前日は職場の人と飲みに行っていたため、若干二日酔い。
でも息子と会えることが楽しみ。
良い時間を過ごしてもらえるように、精一杯密度の高い時間を創りたい。

早速キッザニアに入場し、何の仕事をしたいのかを訪ねると、「救急車と消防車に乗りたい」とのこと。
前回も前々回も救急車と消防車に乗りたいと言っていたが、少し怖い気持ちがあるのか、直前になると「やっぱりやらない」とキャンセルしていた。
今回こそは勇気を出してチャレンジできればいいなーと思っていたけど、やっぱり直前でキャンセル。

キャンセルすること自体は何も問題はないと思ってはいるものの、
「その怖さを乗り越えてチャレンジした先に、いい未来が待っているのでは?」という僕の気持ちもあり、
「怖かったら途中でやめたらいいし、とりあえず一回やってみたら?」
「頑張ってやってるところ見てみたいな」
など、いろいろ問いかけてみるもののやっぱりやらないとのこと。

その後、息子はしばらくどの仕事もやりたがらずに、キッザニア場内に置いてあるスタンプでずっと遊んでいた。

息子の気持ち、僕の気持ち


このときの息子の気持ちを考えると、本当に申し訳ないことをしたと今でも思う。
僕が何度も息子に問いかけることによって、きっと「自分にはできない」という気持ちに何度も焦点が当たって、自信を無くしていたんじゃないかと思う。
だから、自分にも絶対できることをしたくなって、スタンプで遊んでたんじゃないかと思う。
父親に成長した自分の姿を見せてくれようとしたんじゃないかとも思う。

僕の内心は、面会交流のときに息子が何かにチャレンジする姿を見て、父親としての役割を果たしている自分を感じたかっただけと思う。
だから何とか救急車と消防車の仕事をさせようとしたんだと思う。

その日の息子との関係性は、なんだかギクシャクしているように感じた。
息子が僕の注意を引こうとする行動も多く、キッザニアを楽しんでほしいという僕の気持ちと、父親に構ってほしいという息子の気持ちがすれ違っているように感じた。

この日の面会交流が終わった後の自分の気持ちは最悪だった。
父親面しているだけだった。

なぜnoteを書き始めたか。今の自分はどうだろうか。


僕がnoteを書き始めたのは、息子との別居に伴う自分のグチャグチャの気持ちを整理したい、息子を愛している気持ちを書き綴ることで自分を保ちたいという気持ちがまずあったことは間違いない。
でも、息子と僕とのやり取りを記録に残して、いつか息子が過去を振り返りたくなったときの役に立てばいいという意図ももちろんあった。

そして初期のnoteに僕はこう書いていた。

「面会交流は、僕の権利ではなく、息子の権利」
「息子が父親からの愛を感じるための時間」

しかしフタを空けてみたらどうだろうか。
自分の気持ちを満たすために息子と会ってしまっていたのではないだろうか。

面会交流を繰り返すことで確信を持てたのは
【息子は僕と会うのを本当に楽しみにしてくれている】
ということ。

別居してすぐの頃は
「自分のことを忘れられていたらどうしよう」
「途中でさみしくなって泣き出してしまったらどうしよう」など、自分の存在自体に対する不安があった。
しかし今はそんな不安は一切ない。

父親としてどこか思い上がりに近い感情を持ち始めていたのではないだろうか。

ずっと会えるとは限らない。毎回最後の気持ちで会う。


月一度息子に会えるのが当たり前になっている。
当たり前という前提で色々なことを考えている。

でも。これは当たり前のことではない。

元妻が再婚したら、息子と会えなくなる可能性は大いにある。
息子のことを想った時に、再婚後は会わない方がいいこともありえる。

その現実はすぐにでもやってくるかもしれない。

一回一回の面会交流を、心の底から大切にする。
息子が僕からの愛を受け取れるための時間にする。

愛してるよ。どんなあなたも大好き。
パパが、パパのパパとママから愛されて育ったように、何があってもあなたのことも愛し続けるよ。
どんなあなたも大好き。
一生大好き。

また次会えるの楽しみにしてるからね。









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