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パパと一緒におうち帰りたい。12回目の面会交流。

今回の記事では、9月19日(日)12回目の面会交流について書きます。


息子の登場を待つ。


今回の面会交流は、前回に引き続きキッザニアへ。
キッザニアは昔自分がバイトをしていたところなので、お客さんとして遊びに行けるのがすごい楽しみな場所。

約束の時間より10分早く到着したので、しばらく息子を待つことに。
しばらくすると、祖母に連れられて息子が登場。
僕から手を振ると、こっちまで全力ダッシュで来てくれて、思いっきりだっこ!
今日も元気そうな様子で何よりです!
会えてうれしいよ。

少し髪が伸びた息子。
昔一緒に散髪に行っていたときのことを思い出す。
あの頃は散髪が怖くて、ipadで動画を見ながらじゃないと髪を切れなかったけど、今はもう平気なのかな?
また一緒に髪切りにいきたいねー!

祖母から荷物を預かり、いざキッザニアへ。


2回目のキッザニア。アクティビティより食べ物を求める息子。


元妻との事前のLINEでのやり取りで、息子が消防士の仕事をやりたがっていると聞いていました。
なので、まずは消防士の予約を取ろうと思い、息子に
「消防士のお仕事しにいこうか!」
と誘うと、やりたくないとの返答。笑

いざ実際にキッザニアに来てみると、少し怖い気持ちになったのかな?
何をしたいのか聞くと、前回と同じく電車の運転士がしたいとのこと。
ホンマに電車が好きな息子。
早速予約を取りに行くと、約1時間ほどの待ち時間が。
「すぐにできないのー?」
と息子から聞かれたので
「電車は人気で、今予約したから、また後で戻って来よう」
と伝える。
すると【予約】という言葉の意味が分からないようで、少し困惑している様子。
予約っていう言葉を分かりやすく説明しようと試みるも、なかなかうまく伝わらない。笑
子どもと話すときにどんなことに気を付けなければならないか、一緒に住んでいないとそういうことが分からなくなる。
ちょっと悲しいけど、あなたにとって一番伝わりやすい言葉を選ぶように努力し続けるよ。

予約を取った後、何かすぐにできる仕事がないか息子と探しに行く。
でも少し怖がっているのか、あまりやりたがろうとしない。

こういうときに、せっかく来たのだからと保護者が無理やり仕事をさせて、泣き叫んでいる子どもをアルバイト時代に何度も見てきた。笑

まぁ息子のペースがあるのだろうと思い、一緒にキッザニア内をグルグル散歩。
すると「サンドイッチが食べたい」という息子。
前回来た時にサンドイッチを一緒に食べたことを覚えていたようで、もう一回同じものを食べたいらしい。
息子と二人でサンドイッチを購入し、サンドイッチを食べれる場所を探すと、近くの机とイスが空いていた。
ラッキーと思いそこに行こうとすると「あっちで食べたい」と別の場所を指さす息子。
息子が指さした場所は、前回一緒にサンドイッチを食べた場所。
どこで食べたかも覚えていたみたい。
パパなんかうれしいなー。
前回と同じ場所に座ってサンドイッチを食べることに。

おいしそうにサンドイッチを食べる息子。
かわいすぎる。
サンドイッチが1パックに2つ入っているので、別々に食べるかなーと思ったら2つ同時に食べている。笑
なかなか斬新食べ方。さすが子どもは型にハマらない。

サンドイッチを食べながら、普段の生活の話をしてくれる息子。
誕生日に買ってあげた自転車、頑張って練習してるみたいです。
坂道は登れなくて押してるみたいです。
上手に話せるようになってきたね。
少し早口なところがパパに似ているね。

さぁ、サンドイッチを食べたらいよいよお仕事だ!


まずは電車の運転士


前回キッザニアに来た時と同じく、まずは電車の運転士のお仕事。
実は電車のエリアには、昔バイトをしていたときの仲間がいます。
今日もその仲間がいるかなーと覗いてみると、電車の横のボイラー施設で勤務しているのを発見。
電車のエリアで働いていないのが残念。
まぁでも仕事だから仕方ないか。

前回息子が電車の仕事をしたときは、最初の説明をじーっと聞くことができずに、話を聞かずにウロウロしていました。
さぁ今日はどうかな?

様子を見ていると、ちゃんと話を聞いている。すごい、一か月前より進化してる!
目が合ったらこっちに手を振る余裕もある感じ。いいねー、前回より成長してる。
その後電車運転シミュレーターの方へ移動。
息子はずーっと一生懸命運転しています。ホンマに電車や新幹線が好きやなー。

そして時間は経過し、電車のお仕事は終了。
お疲れさま!
「さぁ次はどこに行こうか?」と聞くと、「もう一回電車に乗りたい!」とのこと。笑
ただ、もう一回運転士をしたいなら、予約を取ってだいぶ待たないといけないことを伝えると、他の仕事を探したいとのこと。

そこで僕は「横にあるボイラー施設はどう?なんか楽しそうじゃない?」と伝えて、ボイラー施設の中の様子を見せると、まんざらでもない反応。
もちろんボイラー施設の意味は分かってませんでしたが、やってみたいと言ってくれました。

ありがたいことにボイラー施設は待ち時間が5分程度。
すぐにつぎの仕事ができるねー!


次はボイラー施設。ミウラのボイラーと連呼する息子。


次の仕事はボイラー施設。
そう、昔CMで超有名だったミウラのボイラー。島田紳助が鼻から湯気?を出しているCMは超印象的でした。

ボイラー施設の格好は、作業着にヘルメット。
その格好になった息子が超かわいい。
3人の子どもたちと一緒に仕事をするんだけど、息子がダントツで小さい。笑
一緒に仕事をするお姉さんは小学校高学年ぐらいかな?息子の倍ぐらい大きく見える。

外から仕事の様子を見ていると、作業用紙のようなものを持って、ボイラー管をチェックする息子。
もちろん字は書けないのだが、チェック後に何かを必死に書いている。
最高にかわいいし、かっこいい。
キャストの人が時折手伝ってくれたり、一緒に仕事をしているお兄さんお姉さんが何か手伝ってくれている。
息子はすごい良い経験をしてるなーと思いながら、僕はその様子を外から眺めていました。

でも途中からみんなから離れて仕事をしている息子。
どうしたのかな?
よーく見てみると、ボイラー管の中で火が燃えている様子をみんなで観察していました。(もちろん偽物の火ですが)
きっと息子はそれが怖くて離れているのかな?(あとでキャストの人が、「息子さんが火を怖がっていたので無理に仕事をさせませんでした」と報告してくれました。)

無理して怖いことに挑む必要はないよ。
少しずつできることが増えていけばいいね。
離れて暮らしてる身としては、いつでもあなたを助けてあげることはできないので、怖いものに近づかず、自分から離れていく様子を見るとどこか安心します。
本当は「大丈夫!パパがいるから怖くないよ!」と言ってチャレンジさせてあげたいんだけどね。
ごめんな。

さぁボイラー施設の仕事も終了!
最後はガソリンスタンドのサービススタッフだ!


大きな声で「オーライ!オーライ!」と言う息子


まだやりたい仕事が決まらずキッザニア内をグルグル散歩しているとき、息子がガソリンスタンドの仕事を見て、「これやってみたい!」と言っていました。
なのでボイラー施設の仕事が終わった後にガソリンスタンドに行くと、まだ受付が終わっていないとのこと。
すぐに受付を済ませて、お仕事が始まるまでの時間をトイレに行ったり休憩したりして過ごす。

さぁ、ガソリンスタンドでの仕事の時間だ。
まずは仕事内容の説明を受ける。
だいたいの流れとしては
車を迎え受ける→レギュラーかハイオクかを聞く→窓を拭く→タイヤの空気圧を確認する→代金を受け取る→見送る
という感じだ。

一通り説明を受けた息子は、いざ実践へ。
お仕事仲間三人と横一列に並び、大きな声で「いらっしゃませー」とあいさつ。
そのあと手を大きく前後に動かしながら大きな声で「オーライ!オーライ!」と言います。
この様子がかわいすぎる。
イメージとしては、自分の方に迎え入れるように両手を前後に動かすが、意味が分かっていない息子は「どうぞ」っていう感じで両手を動かしている。
間違ってようがなんだろうが、一生懸命やってることが素晴らしい!
きっと数年後にはちゃんとできてるよ!

その後も一生懸命窓を拭いたり、タイヤを押して圧を確認したりする。
一通り仕事を終えたら、大きな声で「ありがとうございましたー」とお客さんを送り出す。
よく頑張りました。


引き渡しまで少し残った時間。絵本をプレゼント、少し読んであげる。


まだ息子の引き渡しまで時間があるが、新しいお仕事をするだけの時間はない。
少し早いが退場して、外で残り時間をゆっくり過ごそう。

実はこの日は息子へのプレゼントに絵本を持ってきていた。
それは『えんとつ町のプペル』。
正直内容や字の大きさなど、息子にはまだまだ早い。

時間があったから息子に少しだけ読んであげることに。
絵本を読んであげるのなんていつぶりだろうか。
少し涙が出そうになる。

内容や言葉が難しく、僕の思い出通りだと、この感じで本を読み続けても息子はすぐに飽きてしまうだろうと思いました。
どころが息子は分からないことをどんどん質問してきます。
「パパこれはなにー?」
「なんでこんな服着てるのー?」
想像もしていなかった反応です。

きっと今でも毎日絵本を読んでもらっているのかな。
だとしたらあなたのママにすごい感謝です。
またあなたの成長を見れて、パパは心の底からうれしいです。

さぁそろそろお別れの時間。
ばーばがお迎えに来てるね。

最後のお別れの時、本当にいろんなことを言ってくれるようになったね。
最初の頃は
「パパとバイバイしたくない」
と言ってくれていたね。

何回か会えるようになってからは
「バイバイ」
と手を振ってお別れしてくれるようになったね。

最近では
「今から一緒に電車見に行こう!だからまだバイバイしないよ」
「パパのおうちに一緒に行きたいな」
「パパも一緒におうちに帰ろう」
パパと少しでも長く一緒にいる方法を必死で考えてくれるようになったね。

本当にだいだいだいだいだいだいだいだいだいだいだいだいだい好き。
愛してる。
あなたのためなら何でもするよ。
困ったらいつども頼ってね。


絵本をあげた理由


パパにはどうしても伝えたいことがあって、この絵本をプレゼントしました。

それは「好きなことに熱中して生きてほしい」ということ。

あなたはこれから先いろんなことを学んでいきながら大きくなっていきます。
パパはその様子を近くで見守ることはできませんが、もし一緒に住んでいたら「誰に何を言われても、自分が好きやと思うことに熱中して、そのことで誰かに楽しい思いをさせてあげてほしい」と伝え続けると思います。
パパのたった35年の人生やけど、それが一番大切なことなんじゃないんかと本気で思いながら生きています。

パパがあげた絵本は、そんなメッセージです。
普段パパからあなたに直接話しかけることはできないけど、その絵本に書いてあることがパパからのメッセージです。
いつでも心はそばにいるからね。

また会えるのを楽しみにしています。

またね、愛しの息子よ!




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