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2020年度の活動成果と「NewHere Exhibition 2021 」のお知らせ

みなさん、こんにちは。NewHere Project運営事務局の多田です。
久々の更新内容は、今年度の活動成果と「NewHere Exhibition 2021 」についてお知らせします!

まずは簡単に、この一年間どのような活動してきたのかを簡単に振り返ってみたいと思います。

移動が制限される社会で、モビリティの価値はどう変わるのか

COVID-19の影響を受け、スタート時期の遅れにより短期間での活動となりましたが、移動が制限されるという社会環境と生活様式の大きな変化によって、モビリティの価値や可能性について見つめ直す機会になったと感じます。

そんな変化の最中、2020年度はモビリティ変革コンソーシアム内のワーキンググループと共創し、「空飛ぶクルマ」と「DXヘルスケア」の2テーマから具体的なサービスアイデアを考えるプロセスを設計し、コンセプト開発からプロトタイプの作成支援などを行いました。

テーマ①「空飛ぶクルマ」
「空飛ぶクルマ」では、遠距離での移動時間を短縮する、ということが価値とされていたエアモビリティが、COVID-19と共存していく世界ではどのような価値提供があり得るのかを議論しました。
今まで交通が不便であった山間地や島への移動手段として有効なのではないか、人の移動を分散させることができ、都会と地方の差が無くなり自然と共存していく暮らしが当たり前になるのではないか、といった構想が生まれました。

テーマ②「DXヘルスケア」
「DXヘルスケア」では、駅を活用したDXヘルスケアサービスを考えるために、人は駅という空間でどのような過ごし方をしているのか、移動する時に増える苦痛(ストレス)は何か、などを自身の経験や身近な人へのヒアリングを通して調査し、駅でヘルスケアサービスとのタッチポイントをどのように構築することができるかを検討しました。

また、COVID-19の感染拡大により、自分の身体の状態に敏感になったり、今まで以上に「予防」という行為が習慣化してきている現代において、病院に行かずとも駅などで高度な遠隔医療が受けられるサービスが生まれる可能性も議論されました。

活動の成果が見られる「NewHere Exhibition 2021 」

今年度のこれまでの成果を「NewHere Exhibition 2021 」で展示しています。
1月28日(木)〜2月10日(水)まで、高田馬場駅早稲田口を出てすぐ左にある、STAND by bookandbedtokyoで開催中です!

また今年度は、グローバルクリエイティブアワード「YouFab Global Creative Awards 2020」とコラボレーションしており、「NewHere賞」と「推薦賞」をそれぞれ受賞した2作品も展示しております。
どちらも、モビリティの新しい可能性をテーマとした作品となっておりますので、ぜひご覧ください。

詳しい展示内容はこちらに記載しております。
お近くに来られた際には、ぜひお立ち寄りください。

それでは!

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