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【久々に】今、気になる鉄道ニュース3選②

以前、こういう記事を書いたのですが、久しぶりに鉄道関連のニュースで気になることが立て続けにありましたので、書いてみようと思います。今回は2つくらいはネガティブなニュースです。

「輪軸」の組み立て作業で検査データの改ざんーJR貨物

旅客鉄道会社と違い、あまり目立ったニュースを聞かないJR貨物ですが、ここに来て検査データ不正のニュースが飛び込んできました。
どうも、新山口の貨物列車事故の調査中に不正が明らかになったとのことです。
専門用語も並ぶのでタイトルはニュース記事からそのまま引っ張ってきました。
輸送機器などの不正が最近目立ってる気がします。
正直、例のウイルス騒動で大騒ぎした医療業界も踏み込むとこれ以上の不正がありそうな気はします。というか、医療業界に限らず不正を不正と認めない、ミスをミスと認めない、むしろ指摘してる人がデマを言ってるとまで言う人は多いです。
今回のように正直に申告しただけまだマシと言えそうです。どこかのコメントにもありましたが、昔から慣例的に基準違反をしていた可能性も指摘されています。
しっかりと調査してるのも悪くないです。ただ全数調査したということで、一時全便運転見合わせとなったようで、影響が広範に及んでいます。多少物流には影響でそうです。
会社の信用問題ですが、国が偉そうに言う立場にも正直ないですね。

現在は調査終わり次第、運行再開をしているようです。

ホームに乗客が取り残されるーJR北海道

泊まり勤務の明けに寝坊して、シャッター開け忘れたり、最終列車後にお客様の存在に気づかず施錠してしまうのはたまにニュースになります。
今回発生した駅は北広島駅です。
先日エスコンフィールドを訪れた時に利用したばかりなので、身近に感じます。
幸い、体調などに異変はなかったようですが、北海道の真冬に取り残されたらと考えるとゾッとしますね。
大都市近郊の中小規模の駅だと、自動改札機があっても無理やり出入り出来るような駅もありますが、寒冷地仕様の北海道。改札口やホームから改札に向かう階段にも扉があります。
単にホームを往復して確認するだけでも10分くらいは案外かかり、さらに施錠もしないといけない。
駅係員は横着して、カメラだけでしか乗客の動向を確認しなかったため、発生した事象ですが、この駅の構造が仇となってしまったのかもしれません。
入念にチェックしてても、知らない間に中に入られたり、死角にいたらチェック漏れは起こり得ますし、確認する側は結構気を張らないといけないですね。
あと、何故乗客は非常ボタンや携帯で知らせなかったのか不思議みたいなコメントもありました。でも疲れてたりパニックになったら冷静な判断はできないもので、一晩過ごすくらいならいいやと思ったのかもしれません。
自分でもこの時期の北海道で翌日休日なら無理に出ようとしないかもしれません。

普通列車有料座席サービスの拡大

中央線快速・青梅線グリーン車サービスの開始ーJR東日本

延期に延期を重ねていた!?東京エリア、中央線の普通列車グリーン車がついに始まります!
しかも、2025年春に本格開始するまではお試し期間ということで、なんとグリーン料金なしで乗れるとのこと。他線区でもグリーン車開始時には似たようなサービスがあったようですが、中々ない機会です。最近グリーン車値上げしましたし、是非とも一度は無料のうちに乗ってみたいですね。
関西エリアだと車両を追加や新造するのではなく、元の両数を維持し、改造するパターンが多いです。そのため、追加料金なしで、乗れるスペースはやや減ります。
この中央線のグリーン車は単純に2両分増えて12両になるので、ほんの僅かでも混雑緩和になればいいですね。また、東京の需要の多さが大阪を圧倒する事は有料座席サービスのスタンスからも見て取れますね。

JR神戸線快速・広島エリア山陽本線快速うれしート開始ーJR西日本

JR西日本は京阪や阪急が、有料座席サービスを展開している中で、Aシートが中々増えません。心なしラッシュ時間帯中心にJR神戸線や奈良線、広島の山陽本線でうれしートなるものが拡大されるらしいです。
Aシートもうれしートも通勤者からそこそこ好評らしいのですが、旅行者からすると、本数も少なく狙って乗らないといけないのが使いにくいところです。というわけで私はどちらも乗った事ありません。
しかもうれしートに至っては暖簾で仕切ってるだけ。設備は関東私鉄のライナー並みかそれ以下と言ってもいいでしょう。しかも対面になる席もあります。
これでも混雑避けのために乗る人がいるのだから、JR西日本からしたらわざわざAシートを増やす意義は薄いわけです。
まあ、これで稼げるならいいです。
でもJR東日本に比べるとどこか魅力に欠けるように感じるのは、東京住むのに嫌気が差してもなお、憧れを感じる私の感性によるものなのでしょう。

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