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ライターに憧れですか?でも儲からないし、地味な仕事ですよww

ライターに憧れてこのnoteを継続して読んでくださっている人には、本当に申し訳ないのですが、ライターってほんと地味な仕事だと思っています。それに、皆さんが思っているほど稼げる職業ではないのです。

本1冊書いて100万円。年間で何冊書く?

だって考えてみてください。例えば、ブックライティング(書籍ライティング)は、それぞれ契約状況は違いますが、本1冊丸々執筆を担当して最高峰のブックライターで100万円くらいです。それに印税が都度、入る契約スタイルもありますが、そんなものです。

もしかしたら「本1冊を執筆して100万円?!」と聞いたら、「すごーい!」って思うかもしれませんが、本1冊は6万字〜10万字です。取材を6時間から10時間してそれを言語化して執筆するわけです。片手間にできる仕事ではありません。

私の尊敬するブックライターの上阪徹さんだって1ヶ月に1冊の執筆をしている程度。でも1ヶ月に1冊を12ヶ月連続なんてベテランライターならまだしも、ブックライティングを始めたばかりのライターが、同じ条件でクオリティー高くできるわけないじゃないですかww

ブックライティングするには、体力がいるって個人的には思っています。書き上げたあとにも、推敲して校正して…と作業は続きます。

仮にブックライティングを始めたばかりのライターで、1冊15万円〜50万円でお引き受けしたとしましょう。3ヶ月ごとに1冊のライティングをお引き受けしてせいぜい年間で4冊です。ということは、年間60〜200万円の収入です。

年間の手取り額を計算してみると…

仮に年間60万円の収入だったら、振り込まれる時に源泉徴収されるじゃないですか。すると源泉聴取が10.21%引かれるわけですから54万円の手取りですよね。54万円で1年間生活するなんて、とてもじゃないけどできません。1本100万円で4本引き受けて400万円。税金が引かれたら、360万円の手どりです。

ブックライティングではなく、仮に1本3万円の原稿をお引き受けしたとしましょう。それがひと月で毎日入ってくれば月90万円の収入になりますが、そんなことはあり得ませんよね。それにそんなご依頼が30本くるなんて、ほぼあり得ない。

じゃ1本5千円の記事を月30本だったらあり得ますか?これで月15万円の収入です。税金引いて手取りは14万円。でも月30本の記事を書くって至難の業じゃないですか。もちろん仕事ですからやる人はいると思いますが。じゃ、1本1万円の記事が15本なら行けますかね。それでも15万円です。

ライターは底辺⁈それもわかります

そう考えると、ライターって地味で、稼げない仕事。これが現実なんです。
それにいまたくさんのwebライターさんがいますから、依頼する側からすれば、安く使えれば誰にお願いしても同じだと思われがち。

今日、Xで繋がっているライター兼編集者の大先輩がこんなことを呟いていました。

そうなんですよ。いま、ライターは掃いて捨てるほどいるんです。だからライターに憧れている人にここでお伝えしたいのは、「あなたにお願いしたい」と言われるライターを目指すこと。あなたにお願いしたいと言われる仕事は、こちらから金額が提示できるんです。

ライターで稼ぐには、想像力の鍛えと安心感が大事

だからあなたにお願いしたら「安心!」と思われるライターであることと、あなただからお願いしたいと言われるライターになることがどんなに大事なことなのか 、と思います。

それには経験も必要ですし、人脈もつくならなくては、その夢は叶えられることはありません。自分の頭で考えられることも必要です。

あとライターはヒエラルキーがあるとしたら、底辺w
確かにそうです。でも依頼のくるライターは、想像力が豊かで、依頼してくる人の思いを実現する文章が書けます。だから超厳しい仕事だと思う。

「読者を意識した発信をしていくことが有効である」と伝えているのはそのためです。読者を意識できるライターは強い。どこに取材に行っても、記事を書いても、物おじせず、依頼された原稿が書けるようになれます。

読み手を意識できる情報発信を始めてみませんか。情報発信をしていくライターの可能性について、次の記事触れていく予定です。フォローしてお知らせお待ち下さいね!

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