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その① しっぽの先のリボン亭は今日も大忙し、ですのにゃ! ~私、大好きなあの子のために美味しい竹輪を焼くって決めたから~

キャラクター、あらすじを紹介。

【キャラクター】
・まひろ
人称:私
年齢は十八歳、今年春から大学一年生。
のんびりマイペースな性格。家庭的で料理が得意。可愛いものには目がない。ペットのちくわのことを溺愛している。

・ちくわ(ちーちゃん)
人称:わたし
外見年齢は十三歳。日本猫で茶トラのケモノビト。
雪のように真っ白な肌に茶色の髪。瞳は金色。
猫の姿では竹輪のような配色の体毛だったため、まひろにより『ちくわ』と命名された。
まひろのことが大好きだが、意地っ張りで素直になれない性格。もとは野良猫。

・ラナ
人称:あたし
外見年齢は十歳。ラグドールのケモノビト。
褐色の肌にふんわりした白い長毛。青い瞳。
元気で快活だが、何かと燃費が悪い。
抱っこされるのが大好きな甘えん坊。鈍感なところもある。
地方出身のため訛りが強くて、語尾に〝にゃ〟がつく。

・クレオ
人称:クレオ
外見年齢は八歳。ロシアンブルーのケモノビト。
アッシュブルーの毛色にグリーンの瞳。
ほっそりした体躯。仕事中は微笑みを絶やさず、クールな印象。
普段から敬語で話す真面目な性格。大人しく従順。
『しっぽの先のリボン亭』のオーナーの娘で、現在は店長代理として店を支える頑張り屋さん。


【あらすじ】
 今年の春から大学生になるまひろは、入学式を間近に控えたある日、突然走り出した飼い猫のちくわを追いかけて、不思議な世界に迷い込む。
 そこは〝ケモノビト〟と呼ばれる獣耳と尻尾をもつ獣人たちが当たり前に暮らす世界。目的もなくフラフラと歩いていたまひろは、行き倒れていたケモノビトの女の子――ラナを助け、偶然持っていた竹輪を食べさせてあげる。
 恩義を感じたラナに連れられて〝しっぽの先のリボン亭〟を訪れたまひろは、その店の厨房担当として働くことに。ラナの他に店長代理のクレオとも出会い、一緒にお店を繁盛させるために頑張るまひろ。
 彼女は無事に飼い猫のちくわを探し出し、元の世界へ帰還することはできるのか。
 ほんのり百合風味の異世界ちくわ料理、さあ召し上がれ!


【参考:シナリオの記号について】
シナリオ内に記載されている記号は以下の意味で使っています。

T……テロップ(字幕)

M……モノローグ(キャラクターの心の声)

N……ナレーション(語り手の言葉)

【注意事項】
著作権・著作者人格権ともに私、丹生壬月が所持しております。
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