・・・だが、現実は、それだけではない!
・病院は費用が高いし、検査が多く、頻繁に通院しなくてはならない
・さらに入院という事態もある
ので、病院で不妊治療が現実的に受けられない夫婦が多い
つまり、やはり、家庭の大黒柱となってる男性が
頻繁に会社を休むことが現実的に困難なのだ
さらに公的な補助制度が整っていない
家族が崩壊する
ゲストの川上未映子さんの言葉
人権意識の低い日本社会
日本社会の特徴は驚くほどの「人権意識の低さ」だ!
同調圧力が特に最近は高まっている
周りに同調することが生きる術というほど日本は
いまだに田舎社会が蔓延してるのだろう
ところが今日の不妊は、もはやマイノリティの問題ではなく
社会病として不妊症が蔓延してきた
ところが社会的な公的制度があまりにも貧弱で
しかも病院で不妊治療など受けられないほどの偏った制度が
覆いかぶさっているのが現実なのだ
生活が家族の絆
欧米社会では養子縁組が日本社会とは違い活発だ
つまり、生みの親と育ての親が違う人々が多いということだ
ところが社会的な制度も整っている
・育ての親は子供に自立心が芽生える頃
養子であり、自分達は育ての親であることを告げている
・成人すると、自分の生みの親が誰なのか?
を知る権利が生まれるが、多くは興味を持たないという
なぜなら育ててくれた親からの愛情を受け止めて
育ってるから余分な親など不要だという
社会制度の先進国デンマークでは
35歳で一人前の社会人に成長する女性が多く
まず精子バングでひとりで子供を産む
それからパートナー探しを始める
50代の独身男性が卵子バンクで子供を作ることも
つまり、血のつながりという家族意識が日本では
当たり前という以上に、それ以外には考えが及ばないが
欧米社会では生活の共有が家族であり
愛情を感じある人間のつながりが家族なのだ
ところが日本社会でも明治以前という江戸時代までは
養子縁組など日常茶飯事であった
実の親子の血の絆よりも生活を共有する愛情の
共有こそが家族だったのだ
デザインベイピーという子作りの潮流
中国の金持ちたちは海外の精子バングを利用して
写真で見る容姿や学歴、職歴で見る知的水準などから
好みの精子を選び妊娠する
自分の好みで選んだ子供を夫婦で育てる
・男女関わらず容姿の優れる方が社会的に強い
・男女関わらず知的水準の高い方が社会的に強い
これらの兆候をデザインベイビーと呼ばれている
自己責任を怖がりすぎる日本社会
日本社会で同調意識が強いのはリスクを怖がりすぎるから
アメリカンドリームはいまだ健在だけど
同調意識の強いドリーマーは世界中に存在しない
自分にしか見れない夢を見ることこそが
人生最大のリスクだけど、その達成感とか爽快感は
同調意識に塗れる人々には想像すらできない
しっかり勉強していい大学に入学しようとする人が
勉強に費やした時間や費用の補償を求めるだろうか?
スポーツに人生を賭ける人も後を絶たないけど
その時間や費用に保証をする求めるだろうか?
人とは違う自分の夢に人生を賭ける権利こそ
誰にでもあるのだ
ただ、その権利を放棄する人々が日本には多いという
だけのこと
背景や条件は人ぞれぞれで千差万別で当たり前
自分が選んだ精子で自分の子供を作るのは
大きな人生への挑戦だと思う
もちろん自分が選んだ卵子で自分の子供を作るのも然り
その黎明期だから制度も環境も整ってないのは当然
だからこそ大きなる冒険でもあり挑戦なのだ