読者リサーチにおすすめなモノ

「ライティングがうまくいくコツ、ぶれない文章の作り方」ということで、
先日はゴール設定と詳細な読者像のしぼり込みの必要性をお伝えしました。

今回は読者に響く表現やビジュアルについてお話ししていきます。

読者の年齢や家族構成、どんなものが好きで何を悩んでいるのか。具体的にイメージしたら、その人がどんな雑誌を読んでいるのか、どんなお店で買いものをするのかなどを考えていきます。

特に簡単にできるのは雑誌です。雑誌にはどんなモデルさんが登場していて、どんな企画が多いのか、どんな言葉が大きく扱われているかなど、リサーチしとて使いどころも多く、ネタとして真似るべき要素がたくさんあります。

私ももともとは出版社で女性誌の編集者を16年間していましたので、雑誌が好きですし、何千冊と読んできました。私自身もたくさんの雑誌作りに関わりん、企画を考え文章を書いてきました。

雑誌はプロの編集者やライターさんが、これはと思うタイトルや見出しを多数掲載していますので、言葉の選び方や写真使いはとても参考になります。

例えば目次を見て、「◯◯美人」という言い方いいなとか、「愛され◯◯スタイル」など、美人とか、愛されるというのがキーワードかと把握したり。
春はミントやイエローとかパステル系が人気でるんだなとか、様々なトレンドが丸わかりです。

雑誌を見たときの一番のおすすめはタイトルや見出しなどを見て、これはいいなと思うフレーズをメモしてストックしておくこと。そしていいと思った理由づけも書いておくとより良いです。

葉のネタ帳のようなものを作るイメージでストックする

タイトル、見出しなどの言葉要素だけでなく、こんな色合いが春らしいとか、このモデルさんは◯◯なところが人気なんだなと、ビジュアルの要素を分解していくのも大切です。そうすることで、コンテンツ作りのプロの技や工夫を学ぶことができます。

ライティングで読者像をイメージできたら、その読者が好きな雑誌は何かなと想像して、雑誌を徹底研究する。1号だけでなく前後3号くらい見比べたりなど、雑誌のタイトルや見出しをチェックして自分の文章に反映できるように、言葉使いなどをストックしていきます。

タイトルや見出しも全て一人で完全オリジナルを作るのはとても難しい作業です。なので、ターゲット層を決め、その人が読むであろう雑誌をリサーチし、いいものをどんどん吸収していくのがおすすめです。

雑誌なら手軽にリサーチもできるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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