支配と被支配
僕らに問いたい質問。
日本の平和、生活水準は日本の力だけで維持できる?
日本人は勤勉で頭良い、日本は他国からの評判は良い、世界一のアメリカに守られてる、他国にたくさん支援して感謝されてる、平和憲法もある、最近はコロナやお隣の国が不穏で先行きが不安だけど、何だかんだ今まで大事にはならなかったし…うん!まだ安心安全の平和国だよね😌
確かに日本はアメリカとは関係良好で国内基盤も比較的しっかりしている国ですよね。
故にこの平穏が崩れる時を想像するには、日本で戦争が起こるか否かという極端な現象に焦点をあてがちです。
でも現実的に日本本土がドンパチに巻き込まれることは、お隣の件はあるにしろ、まだ想像し難いのではないでしょうか?
相手国の視点から言っても、日本とドンパチやるには国際世論を考えたらあまりに大義を見つけにくい。
初等教育で重要性を学べなかったという問題もありますが、私達が国際情勢に関心を大きく向けれないのは、おおよそ上記の先入観から身に迫った危機感が持てず『なんだかんだ平和』という気持ちに陥っているからではないでしょうか。
今回から数記事に渡り、日本の暮らしが国際情勢にどれだけ依存しているかを大枠でまとめ、認識を改めていきたいと思います。
■支配国と被支配国の関係は何によって構築されるか?
一番イメージしやすいのは武力が強い方が相手国を武力によって統治することですよね。
勉強熱心でなかったとは言え、歴史の授業ってこんなイメージしか与えられなかった印象です😩
経済関係はどうか?実態は資本差による経済植民地とも言えます。
身近に感じられるもので言えば、google、amazon、facebook、appleのGAFAなどのインターネット上のプラットフォームのグローバル化は支配・被支配の関係を如実に表していますよね。
僕ら消費者は安価ないし無料なので有り難いですからあまり支配された実感がわきません。
プラットフォームの規模が大きいほどデータベースは膨大で、サービスは向上し、コストは下がり、公益性も高くなりますから良いことだらけに感じます
しかし大事なのは、権利も個人情報も相手側が握っているということです。
対抗しようにもここまで規模が大きくシェアを占められれば、今から日本産のプラットフォームを作ったところで市場競争に勝てそうもありません。
またプラットフォームの普及には資本力や技術力以外にも重要な要素があったと思います。
よく聞く話なのですが、かつての覇権国だったイギリスの植民地時代の最大の遺産は
『言語』
つまり英語と言われています。
言語の浸透は文字や話す聞くのコミュニケーション方法の代替えだけにあらず、その言語圏の文化色、価値観までをも相手に影響を与えます。
アメリカに覇権が移ってもイギリスが主要国から外れないのは、世界の構造が英語中心で出来ているという要因も大きいでしょう。
ちなみにインターネット上の人口はおよそ40億人らしいですが、10億人は英語圏の人口だそうです。4分の1です。えぐっ😅
映画産業なんかも分かりやすい最たる例ですよね。
英語圏に属する国は全て直接的な市場なんですから。
日本も映像産業はアニメで相当頑張っていますが、何だかんだ慣れ親しんだ言語とその文化色を楽しみたいのが人間の性というもの。
アニメが映像界のスタンダードとなるには質の勝負だけでは難しいのではないでしょうか?
ちょっと、地理のお話からズレちゃいました。
次回から地政のお話に戻ります😄
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