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一人一人が主役となり、みんなで変化と進化を楽しむ|Member Interview #03

こんにちは!株式会社Newbees HR担当のmomoです。
本日はNewbees ビジネス開発部マネージャーのioさんにインタビューします。
今はベトナム・ハノイを拠点としてお仕事をしているioさん。ビジネス開発部のことやマネージャーのお仕事について、さらにベトナム戦略についても聞いていきたいと思います!


── ioさんはベトナムでお仕事をしているので、今回はオンラインでのインタビューとなります。本日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします。ハノイはまだ暑いですよ、日本だと9月頃の気候かな。基本、半袖・短パンでOKです(今回のインタビューは12月1日に実施しました)。


── 日本は今週になって急に寒くなってきました。私は夏派なので羨ましいです(笑)
早速ですが、まずはこれまでのioさんについて教えていただきたいです。

学生時代は、ひたすらダンスにのめり込んでいました。
将来はダンスの仕事をしたくて専門学校に通い、27歳までインストラクターとして活動をしていました。
20代半ば頃からは、WEBデザインやWEBフロント周りに興味を持ち、仕事をしながら夜間のスクールに通っていました。
その後、Newbeesの前身となる会社の代表と知り合いだったこともあり、「うちでなら仕事しながら勉強もできるよ!」と誘われて入社しました。


── Newbeesの前はダンス関係の仕事をしていたんですね!!てっきりIT業界出身かと思っていたので衝撃です!
なぜ、ダンス業界からIT業界に興味を思ったのですか?

ダンスの仕事はすごく楽しかったんですが、仕事として続けるには将来性に限界を感じてしまって…。
インストラクター時代、所属していた専門学校の広報活動にも携わることが多かったんですが、頼んでいた会社の問題かもしれませんが、広告のデザインなどが「値段の割に大したことないな」って素人ながらに感じてしまって、自分で勉強をすれば「さらに良いものが作れるんじゃないか」と考えたのがキッカケでした(笑)


── ダンスのお仕事からIT企業への転身ができたのはioさんのチャレンジ精神と強運があったからですね!ioさんのこれまでの歴史を教えていただき、ありがとうございます!
それでは次に、現在のことを聞いていきたいと思います。まず、今の業務内容を教えてください。

ビジネス開発部は、ディレクターとQAが所属しているんですが、私がマネージャーになるタイミングで、それまで不明瞭だったディレクターの役割設定と正式には存在していなかったQAチームの創出を行おうというミッションがあったので、チームビルドがメインとなっています。
仕事としては、ディレクターは開発や調査依頼・問い合わせのフロントで、QAは品質管理とQA観点の社内広報ですね(笑)
フロント業務は、ビジネス開発部でクローズまで持っていけるものはそのまま対応をしてしまいますが、技術的な内容が絡むものはエンジニア、デザインが絡むものはデザイナーにエスカレーションをし、他部署と協力して解決しています。

QAの方は、今年の春から本格的に動き出したということもあって、色々と解決しないといけないことが多いです。
今だと、QAが出口のテストやリリースの振り返りなどを行っていますが、他部署や他フェーズにもどんどんQA観点を入れていって、会社として品質を意識するようなところまで持っていきたいと思っています。


── ビジネス開発部はディレクションからQAまで、幅広く対応しているのですね!ioさんはプレイングマネージャーとしてディレクターもされていますが、お仕事をする上で一番大変だったことって何ですか?

大変だったこと…そうですね…
サービスが成長していくと、扱うデータの量も二次曲線的に増えていくんですが、過去にそのデータ量が原因でシステムの負荷がすごく高くなり、サービス停止に至ってしまうという現象が多発していた時期があったんですね。
単発で解決まで持っていければよかったんですが、結局様々な対応をしながらということもあって1年ぐらい続いてしまいました。
自分がディレクターを担当しているプロジェクトだったので、ビジネスパートナーからダイレクトにお叱りを受けながら…という状況で、精神的にかなりキツかったですね…(笑)


── 1年も…!?それは精神的にきつそうですね…
最終的には、どのようにして解決できたんですか?

かなり泥臭い感じなんですが、「これをやったから解決した!」ということはなくて、原因となる部分を、既存サービスを変えないまま裏側の仕組みでどうやって解決できるのかをエンジニアと連携したり、どうしても変更が必要な部分はパートナーに抱えている課題と変更内容を伝えて合意をもらったり、そういったことをコツコツと積み重ねてシステムを最適化していった感じですね。
当時、しっかりと時間を掛けて、将来的にも問題が再発しないようにできたので、直近3年くらいは同じようなトラブルは起きていないですね。
大変な時期でしたけど、今はその場しのぎで体裁を繕わず、しっかりとパートナーとコミュニケーションを取りながら対応した判断は正解だったなって思っています。


── なるほど、それだけ大きなトラブルが長く続くとなると、メンタルを保つのも大事なのではないかなと思うんですが、どういったモチベーションで乗り越えることができたんですか?

一番は、「つらいのは自分だけじゃないぞ」って思ったことですね。
もちろん、自分もキツかったんですけど、プロジェクトに関わっているメンバーもみんな対応に追われてキツかったと思いますしね。
あとは、パートナーもエンドユーザの対応をしないといけなかったり、エンドユーザもサービスが使えなかったりする訳ですから、方向性は違うかもしれないけど、みんな何かしら困っている部分はあったと思うんですよ。
その辺まで視野を広げられたこともあって、特にプロジェクトのメンバーに対しては「みんな同じくらいキツいから自分だけクヨクヨできないぞ!!」って、強い気持ちが持てましたね。
本当にプロジェクトのメンバーのお陰です。

あとは、プライベートでキャンプをするんですけど、自然に囲まれて何も考えない時間を作って、頭の中をリセットしたりすることで、ストレスを発散していました。


── メンバーが一丸となって助け合いながら解決に向けて動く、とても素敵ですね…!!みなさん本当にありがとうございます!
もう少しマネージャーのお仕事を深堀りしたいのですが、部署の成果を最大化させるために、なにか取り組んでいることはありますか?

ビジネス開発部のメンバーは、元々サポーター気質のメンバーが多いということもあって、成果という観点で見たときに、自分の影に隠れてしまっていて、間違いなく頑張ってくれているにも関わらず、評価がされにくいという部分があったんですね。
みんな確実に力を付けていて、表に出ていかないのはもったいないと思ったので、コミュニケーションを取りながら、徐々に表に出ていってもらって、個性を活かした仕事をしてもらえるように協力しています。

ディレクターは、今はプロジェクト数を増やしていけるように、既存と新規のプロジェクトを横断して担当しもらうようにしている最中です。
パートナーの要求を要求通りに対応するだけではなく、システム観点やエンドユーザー視点で最適な方法を提案できるように意識して動いてもらっています。

QAは今年の春よりチーム化をスタートしたので、まだまだ構築段階ですが、QAとしての知識を深めるための学習や資格取得に取り組んでいます。
また部署内だけでなく、全社員が品質への意識を高められるように、勉強会なども積極的に開催できるようになりたいと思っています。


── 確かに今はメンバー各々の仕事が明確になってますもんね!
その上で、お仕事に対して大切にしていることは何ですか?

自分本位にならないことを意識しています。
色々なステークホルダーがいて、立場も違うので。
もらった内容をそのまま受け止めず、「なぜそれが必要なのか?」「どうしてこういう質問がきたのだろう?」と考えることを大事にしています。
問題の本質って、意外と見える部分になかったりもするので、このあたりの考え方は大切にしています。


── パートナーと一番近い距離にいる立場として、やはり自分本位にならないことが大事なんですね!もちろんメンバーにも!
ちなみに、今後のioさんの目標やチームの目標はありますか?

個人の目標は、今後さらにみんなが活躍できるような環境を作っていきたいです。
メンバーには、「自分には何ができるか」を考えて、どんなに小さなことでもいいので、どんどん挑戦して欲しいです。
あと、オフショア開発の生産性と品質を高めていきたいですね。

部署の目標としては、ビジネスパートナーのサービスを支えるプロジェクトを充実させ、さらに増やすことと、今年の春から創出したQAチームの体制を確立させることですね。
ディレクション、QA、それぞれの分野で専門性を高めて、「ビジネス開発部がいるから安心して仕事を依頼できる」と思われる存在にしたいと思っています。


── ありがとうございます!目標のところでオフショアの話が挙がったので、ベトナム戦略について詳しく教えていただきたいです。
ioさんは、ベトナム戦略をリードする立場になっていますが、どんなことをされているのですか?

はい、今はベトナムに常駐して、オフショアのチームビルディングも行っています。
実は、私のインタビュー写真は全てベトナムで撮影をしたものです。
この前、kazuさん(CEO)とkingさん(COO)が出張で来た際に、パシャパシャ撮影をして帰りました(笑)

Newbeesのベトナム戦略はいくつかのフェーズに分かれています。
導入にあたる今回は、オフショア開発の生産性と品質をあげること、それによってプロジェクト成長を実現することです。
7年近くベトナムのパートナー企業とラボ契約を結んでプロジェクトを進めていますが、期待しているパフォーマンス、クオリティは実現できていないと感じていました。
要因としては、色々あると思いますが、わかりやすいところだと言葉の壁だったり、そもそもの文化や考え方の違いだったりですかね。
それ以外にも、いくらスキルや経験のあるエンジニアを揃えても駄目で、結局は「どうしてこの機能が必要なのか」「どうしてこの改修が必要なのか」のような目的や背景のような情報、あとはNewbeesの想いみたいなところまでちゃんと共有することが重要だなって思ってます。
だいぶ時間かかりましたが(笑)

長年ベトナムとやり取りしていて一番に感じるのは、多くの人がポジティブ思考で生き生きしていることです。
現地に来ると、より一層強く感じますね。
だからこそ、ベトナムの「バイタリティ」と日本の「品質」をかけ合わせた先で「さらにいい成果が出せるはず!」、それを信じて現地メンバーのマネジメントをさせてもらっています。


── ベトナム戦略について教えていただきありがとうございます!オフショア開発にはたくさんの可能性を秘めているのですね!
異国の地で大変なことも多いかと思いますが、リフレッシュなどはどのようにしているんですか?

さっきも言った通り、日本にいる頃からアウトドアが好きで、旅行とかも結構好きなんですね。
こっちにいる時も、ベトナム人の友達と国内、海外含めて旅行に行くことが多いです。
あとは、冠婚葬祭で友人の家族や親戚の家にも行ったりしています。
日本ではあまり考えられないかもしれませんが、見ず知らずの私でも、みんな昔からの知り合いのように温かく迎え入れてくれます。
そんなベトナムの魅力が、仕事する上でも自分のいい活力になっています。


── ベトナムってとても良いところですね。私も行ってみたいです!
たくさんお話を聞かせてもらい、ありがとうございました。ioさんや部署についてのお話をお聞きできて楽しかったです!
それでは最後に、これからともにはたらく仲間へ、メッセージをお願いします!

ビジネス開発部は、パートナーと社内の希望や要望、様々な事情など、色々な情報を集めた上でなにがベストかを考え、ちょうどいいところに着地させるブリッジ役だと思っています。
メンバーみんなが個性を存分に活かしながら仕事に臨んでいますが、自分本位にならず、周囲への気配りを重んじるメンバーばかりです。
Valuesにもある「ひとりでは不可能でも、チームであれば可能となる。互いの専門性を発揮し、今までにない価値を生み出そう。」はまさにビジネス開発部にピッタリの言葉だと考えています。

ビジネス開発部はまだまだ形を変えて進化していける、そんなチームです。
自分の発想や機転で顧客満足度を向上させたい人、サービスの品質向上を追求したい人、仲間と楽しみながら一緒にチームやサービスを成長させていきたい人はぜひお待ちしております!!

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