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解いて学べる! UX用語クイズ 第1弾

こんにちは、デザイン戦略部のinutaです。

はじめての記事投稿ですので、簡単に自己紹介させていただきます。
Newbeesには2014年にアプリのUIデザイナーとして入社し、今年で10年目となります。
現在は恋活・婚活マッチングサービスなどのUIデザインを担当しています。
また、UXチームの一員として日々勉強しつつ業務にも携わっています。

ペット雑誌の出版社に勤めていたこともあり動物が好きで、ペットを飼っているメンバーが社内のSlackに上げてくれる写真に日々癒されています。

今回はUX用語についてのクイズを、勉強を兼ねて作成してみました。
UXについてあまり詳しくない方や勉強中の方でも解ける内容となっております。
また、質問と回答をセットで表示しておりますので、読み物としても、お気軽にご覧いただければと思います!



いざ、クイズに挑戦!

【Q.1】「UX」はある言葉の略称です。その言葉はどれでしょうか?

A:カスタマーエクスペリエンス
B:ユーザーエクスペリエンス
C:ユーザーエグザクトリー

答え:B
ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略です。
日本語では「ユーザー体験」といいます。


【Q.2】製品やサービスを利用する時の使いやすさや満足度を測る考え方のことを何と呼ぶでしょうか?

A:ユーザビリティ
B:ユーザー満足度
C:ユーザーフレンドリー

答え:A
なるべく簡単な操作で目的が達成でき、使っていてストレスや迷いを感じない製品やサービスを、ユーザビリティが高いといいます。

ユーザビリティの定義はいくつかありますが、国際標準化機構による「ISO 9241-11」規格では以下の要素を含みます。
・効果:ユーザーが目標を達成できるか。
・効率:ユーザーがなるべく短い経路で目標を達成できるか。
・満足度:ユーザーに不快な思いをさせないか。


【Q.3】製品やサービスの企画開発にて、ユーザー視点で新しいものを生み出すためにデザインアプローチを活用することを何と呼ぶでしょうか?

A:エモーショナルデザイン
B:5H1W
C:デザイン思考

答え:C
ここでのデザインは目的を達成するために設計することを意味しています。
デザイン思考の活用によって、これまでにない製品・サービスを生み出します。
また、ビジネス、組織運用などへも活用できます。


【Q.4】「ユーザビリティ」「ユーザーエクスペリエンス」「デザイン思考」のベースとなる考え方はどれでしょうか?

A:心理的安全性
B:PDCA
C:人間中心設計

答え:C
HCD(Human Centered Design)とも表記されます。
人を中心に据えて常にユーザーの視点に立った製品開発を行うための思考方法です。


【Q.5】以下の図はUXを構成する要素を7つに分けた構造モデルです。この構造モデルを何と呼ぶでしょうか?

A:UXのヘキサゴン
B:UXの蜂の巣構造
C:UXのハニカム構造

答え:C
ピーター・モービルが考案したUXを構成する要素を7つに分けた構造モデルです。
周囲に配置された6つの要素を満たすことで、中心の「価値」が満たされ、ユーザーにとって価値のある体験を創造することができるという考え方です。


【Q.6】UXリサーチにおいて、調査結果を数値で表すことができる調査手法をなんと呼ぶでしょうか?

A:エリア調査
B:フィールドスタディ
C:定量調査

答え:C
「定量調査」には選択式の設問を用意するネットリサーチや会場調査などが含まれます。
購入した商品の数など、結果が数値で得られるため、全体像を把握するのに向いている調査方法です。


【Q.7】定量調査の調査方法に含まれるのはどれでしょうか?

A:ユーザーインタビュー
B:アンケート
C:ユーザー観察

答え:B
アンケートは選択式の質問を用意し回答してもらうことで、利用の実態把握や仮説の検証などが行いやすい調査方法です。


【Q.8】UXリサーチにおいて、対象者の感情、考え、行動などの情報を言葉でまとめる調査手法をなんと呼ぶでしょうか?

A:定性調査
B:サーベイ
C:パーソナリティ調査

答え:A
定性調査は対象者に直接話を聞いたり観察をするインタビューや行動観察調査などが含まれます。


【Q.9】定性調査の調査方法に含まれるのはどれでしょうか?

A:ユーザーインタビュー
B:ABテスト
C:アクセスログ解析

答え:A
ユーザーインタビューは対象者の価値観や意図、行動の背景や深層心理などを深掘り、潜在的なニーズを発見することができる調査方法です。


【Q.10】ユーザーインタビューで、進行のサポートや必要な情報を引き出すため質問項目などをまとめたものを何と呼ぶでしょうか?

A:質問シート
B:進行表
C:インタビューガイド

答え:C
事前にインタビューガイドを作成することで、当日の進行をスムーズに行え、インタビューの目的からブレることなく、対象者から質の高い情報を引き出しやすくなります。


【Q.11】製品・サービスに対する要求事項の定義のため作成する仮想ユーザーをなんと呼ぶでしょうか?

A:キャラクター
B:ペルソナ
C:ターゲット

答え:B
ペルソナを作成し要求事項の対象ユーザーを明確にすることで、開発チームの間での認識を合わせ、意思疎通が円滑に行えるようになります。
また要求事項に対する優先度もつけやすくなります。


【Q.12】ペルソナの行動や感情、体験などを時系列に沿って可視化する方法を何と呼ぶでしょうか?

A:ペルソナ旅行記
B:タイムテーブル
C:カスタマージャーニーマップ

答え:C
カスタマージャーニーマップを作成することで、ユーザーがいつ、何を考え、どう動いたかを可視化できるため、ユーザー理解が高まり課題が発見しやすくもなります。


【Q.13】ユーザーが製品やサービスを使って達成したい目標や目的を具体的に表現したシナリオは何と呼ぶでしょうか?

A:ユーザーストーリー
B:ユースケース
C:行動シナリオ

答え:A
ユーザーストーリーを作成し、ユーザーの要求を可視化することで、関係者の間で共通の認識を持つことができ、開発の方向性がブレにくくなります。


【Q.14】Webサイト、アプリなどのサービスとの接点で使われるユーザーの行動を促す文章のことを何と呼ぶでしょうか?

A:UXライティング
B:リードテキスト
C:ロジカルライティング

答え:A
UXライティングをきちんと行うことで、ユーザーの行動を促したり、サービスへの親しみやすさを出したり、個性を作ることができます。

UXライティングについては弊社デザイナーのisoさんも記事を書いていますので、よければご覧ください。


【Q.15】ユーザーインターフェース内で使われるボタンや入力フォームなどに添える、ごく短い文字や文章のことを何と呼ぶでしょうか?

A:マイクロコピー
B:リードコピー
C:ミニマルコピー

答え:A
マイクロコピーを整えることで、ユーザーの不安やストレスを解消し、成果率を上げることができます。


【Q.16】開発の前に、問題点などを洗い出すためにつくる試作品のことを何と呼ぶでしょうか?

A:テストプロダクト
B:トライアル製品
C:プロトタイプ

答え:C
開発に着手する前にプロトタイプを作成し、ユーザーに試しに使ってもらいサービスや製品を確認することで、開発の手戻りなどを減らすことができます。


【Q.17】ユーザーに実際に製品・サービスを使用してもらい、その様子を観察する手法を何と呼ぶでしょうか?

A:ユーザー行動評価
B:専門視点の観察
C:ユーザビリティテスト

答え:C
ユーザーの行動を直接観察することで、UIの操作性について課題や問題の原因を把握することができます。


【Q.18】ユーザビリティテストで、参加者がタスクを実行する際に頭の中で思ったことを声に出して説明してもらう方法を何と呼ぶでしょうか?

A:ボイスジェスチャー
B:思考発話法
C:スピーカー法

答え:B
思考発話法を行ってもらうことで、ユーザーの行動と話の内容からどの部分に問題があるのか、なぜ問題なのかが把握しやすくなります。


【Q.19】ユーザーが製品・サービスなどに対して、既存のものと同じような動作体験を期待する法則をなんと呼ぶでしょうか?

A:ヤコブの法則
B:フレミングの法則
C:マーフィーの法則

答え:A
慣れ親しんだUIなどに寄せることで、ユーザーの学習コストが下がり直感的に操作をできるようになります。


【Q.20】問題解決のため数人のメンバーが思い思いにアイデアを出し合う方法を何と呼ぶでしょうか?

A:ミーティング
B:ブレインストーミング
C:対話シナリオ

答え:B
ブレインストーミングはメンバー間で自由に発言しアイディアを刺激することで、1人では考えつかないアイディアを生み出す方法です。


最後に

今回はUXの用語の中から、よく使われそうな用語をピックアップいたしました。
少しでもUX学習のお手伝いになれば嬉いです!
ここまで閲覧いただき、ありがとうございました。

参考文献

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