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「自分の感情を感じるのが痛くて辛い」こんな時どうしたらいいのか?

こんにちは。いろさいです。

「自分の人生を生きる」には、自分の心の声に沿って生きることが重要となります。「自分の心の声が聞こえない」という人は、過去にその対応策を書いているので参考にしてみて下さい。

で、自分の心の声を聞くためには、「自分の感情を感じる」ということが必要となってきます。「自分はこれが好きだ」「自分はこれが心地よい」「自分はこれを不快に感じる」「自分はこれがふさわしいと思わない」「自分はこれにワクワクする」「自分はこれが気持ち悪い」といった感じにです。自分が感じたことを元に、心地よい方向を選んで行動していくのが自分の人生を生きる道です。なので感情は自分の人生のバロメーターとも言えます。

しかし、自分の心の声を聞いてこなかった人は、「自分の感情がわからない」もしくは「自分の感情を感じるのが痛くてしんどくて辛いので感じたくない」、という人が多いように思います。なので、自分の心の声に意識を向けようとしても、感じるたび痛みや苦しさを伴い、自分の感情を感じることができない、それをすることすらままならない、むしろしんどくてしたくない、という状態に陥ります。心の声を聞こうとする段階で、もう既に躓いてしまっているのです。

これは、今まで自分が心(感情)を押し殺してきたため、そこにたまっている未浄化の感情が鬱積して肥大化しているからです。未浄化の感情というのは、ある時に自分が感じた感情を、その時に表出しないで押し殺して内側に溜めてきたものを指します。「悲しい」「辛い」「寂しい」「苦しい」「怒り」「憤り」「寂しさ」といった自分が見たくない「陰の感情」です。それは幼い時の頃に感じたもの、大人になってから傷として残っているもの、家系や集合無意識から繋がってしまっているもの、もっと広大な視点であれば宇宙的なカルマから根付いているもの、など様々な由来のものがあります。

感情を押し殺して生きてしまうと、ネガティブな感情を感じなくていい反面、ポジティブな感情も感じなくなってしまいます。「自分が何が楽しいかわからない」「自分が何にワクワクするのかわからない」という人も、自分の感情を押し殺し、感じるということに蓋をしてきた人です。また、未浄化の感情があるといくらポジティブな感情がわいても、そちらにエネルギーが流れてしまい、結果ネガティブな状態に感情が持っていかれ、永遠にエネルギーが枯渇状態となります。未浄化なネガティブなエネルギーが、出口がないまま自分の内部をグルグルうごめいているのです。自分の内側に化け物がいる、そんな感じでしょうか。

感情の実態はエネルギーです。「感じる」ということを積極的にしてこないと、感情エネルギーは淀んで溜まってしまうのです。流れていない泥の溜まった川をイメージして下さい。何事も流れていかないとそのように泥が沈殿していきます。下手したらボウフラがわきます。心がそんな状態なっているということです。今までの社会は「感じる」よりも「考える」ことに重きを置いていたので、誰しもが心に鬱積したエネルギーをためやすい状態とも言えます。

実は、感情というのは思考よりもはるかにエネルギーが高度です。高度なので「思考」では「感情」のカバーはできません。感情を上手く取り扱うことができないから、考えることや体を使うことに逃げる人も多く居ます。そういう人は、脳科学や運動機能に異様に傾倒していきます。「理論武装」している人がいい例です。あの状態は、自分の心(感情)と向き合いたくないために起きている状態です。「理論」だけならともかく「武装」するというのは、何かから自分を守りたいためです。それは自分が自分の感情と向き合う時に見る陰(傷)からです。その傷は痛くてつらくて見たくないのです。そんな痛いことをしたくないから、脳(頭)や体に逃げてしまうのです。

自分の感情を感じるのが痛い、辛いという人は、自分の中に浄化できていない、未浄化の感情があるということを知っておいて下さい。「辛い」「悲しい」「怒り」「苦しい」「恐れ」「恐怖」「嫉妬」「恨み」といった、自分の陰となっている感情に蓋をしていて、それがうごめいているのです。未浄化なら浄化してあげましょう、浄化とは、その感情を認めて手放すということです。陰の感情を持っている自分を認めて、全て良しとすることです。こちらの方法については、また別の記事で上げたいと思います。





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