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うつになってしまったときに、立ち直るためのステップ(少し動けるようになったら編)

こんにちは。いろさいです。

前にうつになってしまったときに、立ち直るためのステップ(超初期編、心構え編)を書きました。

こちらの段階を経ていたら、少しは動ける状態になっているかと思います。しかしあくまで「少し」であって大きな働きかけを自分にできる状態ではないでしょう。

ここでは、少し動けるようになったらやってみることをおすすめする方法を書いていきます。ポイントは自分に働きかけるのではなく「自分の環境を整える」ということです。

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(1)家や部屋の空気をすべて入れ替える

家や部屋のすべての窓を開けて、すべての空気を入れ替えましょう。なるべく窓を全開にして、家の中にある空気を全て外に出し、新しい空気を中に呼び込むようにしましょう。暑い日寒い日あるかもしれませんが、一時的なことなのでやってみてください。「家の中の空気が変わったな」と思うまで換気を徹底的にしてください。

(2)カーテンを開ける、光を取り入れる

鬱積しているときは、心が暗い状態です。そんなときは自分の内側とリンクして、自分のいる部屋や家も暗い状態に陥りやすいです。なのでカーテンをしっかり開けて光を取り入れましょう。できるだけレースカーテンも開けた方が光を感じ取り入れやすいと思います。住んでいる家やマンションの環境や間取りによってカーテンが手放せない状況の方もいるかと思います。できる範囲で家の中に明るさを取り入れることを意識して行ってみてください。どうしても外の光を取り入れることが難しい場合は、人工的な光でもOKです。家の中の電気をつけまくって明るくしてください。電気代を気にしている場合ではありませんよ。

(3)床においてあるものを全部上に上げる

床にいろいろなものが散らかって、置いてある状態でしたら、それをすべて「床以上の上の場所」に置くように移動してください。これは自分が想像した以上に効果のあったやり方です。押し入れなり机なり、どこでもいいですから、床に物を置かないように、床面積を広げてください。それだけで部屋や家がスッキリしますし、自分の心も軽くなるのが分かるはずです。

これは後から自分で考察してみたのですが、床がふさがっている=自分が身動きが取れない状態、とリンクするからだと思います。床がふさがっていると歩きにくいですよね。上手く進むことができないですよね。そういった物理的環境=「自分は何もできない」という心的状況と重なってしまうからだと感じました。逆に言えば、床がふさがっていたからそのような心理的状況に陥ってしまったのかもしれませんね。広くなった床を見て、「私は本当は動けるんだ」「いろいろできるんだ」という感覚を蘇らせてあげて下さい。

(4)明らかにいらないゴミを捨てる

部屋や家の中で、「明らかにゴミだな」と思うものを捨ててください。うつの時はしんどくてゴミ箱にゴミを捨てる行為もままならないときがあります。なのでそこらへんにゴミが散らばっている可能性があります。食べっぱなしになっているもの、いらないチラシや新聞紙など、明らかにいらないゴミを捨てていきましょう。ぱっと判断できないものは放置して、とりあえず目に入る明らかにいらないものをゴミ箱に捨てていくのです。

本当は断捨離や掃除をするのをすすめたいところですが、これらはとてもエネルギーがいるので、少し動けるようになった段階ではあまりおすすめしません。いきなりやると、うつのぶり返しが来る恐れがあります。後に断捨離や掃除をする前段階として、このように自分の環境を整えるほうがスムーズに事を進めれるようになると思います。

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少し動けるようになっただけでも、さまざまなアプローチ方法があります。上記4つを試すだけでも、自分の変化が感じ取れるようになるかと思います。本当は自分の変化に対してアプローチをしたいところですが、それをぐっと抑えて自分の環境を整えることにまずは専念して下さい。準備することで先の道が開かれることを知っておいてくださいね。

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