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決心

ずいぶん斜視手術のことについて放置していました。
この間、勤めを辞めて、自宅でプライベートサロンを開業しました。
その準備や、開業後の余裕のなさで(繁盛して忙しいのではなく、独立のためにやるべきことがたくさんあったり、自宅での開業生活に慣れなくてはならなかったため)、なかなか文章がまとまって書けませんでした。

でも、斜視手術の具体的な内容や、その後の見え方の変化について書かれたものは、noteにあまり無いように思って、「やっぱり書いておこう」と思ったのでした。

ーー

横浜相鉄ビル眼科の大高先生の診察を受けたあと、家に帰り夫にいろいろ報告。
もらったプリントも見せて、まだ決心できていないことを言いました。
夫は、

「でもさ、リスクはいろいろあるけれど、今のままの状態が続くのか、それとも、ここで手術を受けて変わるのか、どちらかじゃない?」

そう、大高先生も言っていた。リスクがあることを分かって、それを乗り越えて「手術する!」と決心したなら、全力で手術するって。
夫の言葉を聞いて、その夜、手術をすると決心しました。

次の日、もう一度病院へ。
大高先生はこの日はお休みでしたが、
別の先生とスタッフの方に手術したい旨を伝え、手術の日程を決めました。5月1日に手術前の検査、5月8日に手術と決まりました。

5月1日の術前の検査は、今回の検査と同じようなことをするのですが、手術日に近いデータをとって、最終の術式を決めるみたいです。

大高先生に直接「手術します」と伝えられなかったわたしは、先生にメールをお出ししました。

先生とお話をしたのに、その日には怖くて手術の決心がつかず、
悔しくて涙がでてきてしまいました。
やっとここまでたどり着いたのに…という気持ちでした。
しかし、一晩考えて、やはり、手術を受けたいと思いました。
私は今、3月いっぱいで仕事を辞め、失業中の状態です。
ここで、人生を変えたいという気持ちです。

5月8日に手術の予約をいたしました。
1日に、術前の検診にお伺いいたします。

先生から返事が来ました。

そのプロセスで良いんですよ。みんなで頑張りましょうね

良いんだ。
これで良いんだ。
そして、「みんなで頑張る」。

そう、わたしはひとりじゃないし、斜視手術を受けているたくさんの人もいる。

わたしは、「一つ、乗り越えたんだな」と思えました。
大高先生に会うことができて、本当に良かった。

(つづく)

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