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「勉強しなさい」と言ってはいけない理由

プログラミング教室で子供達に教えていると、意外にも教育熱心な家庭の子供達の方がつまずく傾向にある。教育熱心な家庭の子供達は、算数等の計算が得意で、成績も良いと思われるため、最初はなぜなのか疑問に思っていた。
教育熱心な家庭の子供達はタイピング等を教えてみると意外とやりたがらない。やりたがらない理由を聞いてみると「やっても悪い点数しかとれない」からだそうだ。
ブラインドタッチができる人はご存じかと思うが、タイピングなんてものは正しい指で粛々とキーを打つ練習をしていれば誰でも習得できるものだ。
しかしながら、教育熱心な家庭の子供達はいい成績をとると褒めてもらえ、悪い成績を取られると叱られるイメージがついているようだ。それが行動力を阻害してしまい、結果として能力向上の妨げとなっているように思われる。
子供達の将来を思う気持ちは大変理解出来るが、だからこそ、教育熱心な両親は子供のためにも敢えて「勉強しなさい」と言わず子供たちの好きな事をさせてあげて自主性を重んじてはどうだろうか。

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