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生活のなかに彩りを

こんにちは、スタッフの伊藤です。

子どもが生まれてから、少し体験したことがないような経験をしてもらいたいと思うようになりました。
僕がどう思うかというより、2歳になった子がどう思うかということを考えるようになったのです。
生活しているだけで精いっぱいになってしまって休んでいたいと思ってしまうのですが、まだ2歳になった子には、生活全てが新鮮らしく、たとえば空を見上げて鳥を見つければ大きな声で教えてくれます。そんな豊かな気持ちを失ってほしくないと思い日々を暮らしています。ふとスマホで1年前の写真を見ると今とは大違いの子。あんなに小さかったのかあと思いつつ、成長の早さに驚きます。

そんな家族の一瞬、一瞬を大切にしたいと思い、家族の絵を描いてもらいました。絵を描いてもらう経験なんてそうそうないので少し緊張して、

というサイトから絵を描いてくれる人を探しました。

家族の写真を撮って、描いてくれる人に送るだけ。
ずっと立ったままモデルをしている必要もありません。あとはどういう色がよいか、どんな雰囲気がよいかなどヒアリングしてもらい、あとは絵が届くのを待つだけ。

届きました。届きました!
見ていると穏やかな気分になるような絵が届きました。嬉しくて、光の加減を変えて何度も眺めました。

真ん中の黄色は子で、右の赤色が妻です。
黄色は散歩をしている時に見つけたら教えてくれるほどに、子が大好きな色なのです。子どもの好きな色を聞かれましたが全部が黄色になるなんて!

写実的に描かれてしまうと、絵が視界に入るたびに落ち着かなくなりそうな気がするのですが、デフォルメされた自分たちだけの絵だとずっと見ていたくなります。

届いた絵は、自分たちのことを描いてくれたからか特別なものに感じます。絵は家の縁起が良いものが置かれている場所に置いています。

子どもを連れて遠出をしようと思っても、まだやはりためらってしまいます。少しでも子どもには様々な経験をしてもらいたいので、今回の絵も描いてもらったよと見せました。

僕らが絵に喜んでいたせいか、子も嬉しそうに両手を上げて笑顔でした。黄色よかったのかもしれません。
少しずつ、人の作ったものや表現に触れてもらえたらと僕も笑顔になりました。

誰かに描いてもらった絵が家にあり眺めることができるので、ほんのちょっとだけ家が美術館になります。


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