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バングラデシュLIFE

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バングラデシュでの激動の2年間。 青年は異文化に触れて、何を感じて思ったのか。
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#青年海外協力隊

2年ぶりの帰国で思ったこと。

バングラデシュでの暮らしの記事を書いていて、帰国後に思ったことがあったので書いていきたい…

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今日の飯か、明日の教育か。(教育⑥)

前回、校内美化の為に靴棚作りを子供たちと行い、教室にゴミを捨てる人が減っていき、校内美化…

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人を育てる難しさ。(教育⑤)

前回、モデル校プロジェクトが始まり、日本人学校や現地NGOの見学に行き、早速首都のモデル校…

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道がなくても、走るしかない。(教育編③)

今回の内容を理解する上でも、前回の記事を一読していただけると、理解がスムーズだと思います…

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教育現場=国の現状(教育編②)

今回は、バングラデシュのNGO団体での活動内容について書いていきます。 前回、バングラデシ…

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愛ある者たち(人々編②)

今回は、私が出会った愛のある人たちを紹介していきます。 前回、変わった者たちというテーマ…

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ハードな環境は、人を育てる。(病気編)

体調を崩すとモチベーションが落ちていく。 休暇を利用して、バングラデシュにあるミャンマーとの国境近くのコックスバザールという町に行った時の話だ。 デンギーフィーバー!?私は、夕方くらいから少し体の怠さを感じながらも町から離れた海沿い近くのコテージに泊まる為に、海岸沿いを歩いていた。 段々と寒気がしてきて震えていると、満ち潮で道が海水で覆われてしまい分断されていたので、腿まで海水に浸かりながら対岸を渡った。余計寒気が増した。 やっとの思いで辿り着いた場所は、マングローブの

歴史は続くよ、どこまでも(歴史編)

ある日、突然違う国が日本に来て「私たちの言語を話しなさい」と強要してきて、突然日本語が無…

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生と死の狭間で生きる私たち(命編)

バングラデシュでの生活は、生と死の場面に出会うことが多い。 生活の非常に近い場所に生と死…

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日常に埋もれていく大切なこと。(物乞い編)

皆さんは、物乞いにお金をせがまれた事があるだろうか。 日本も含めて先進国にもホームレスは…

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無知が歪める認識(宗教編)

例えば、見出しのような写真が説明も無しにSNSにアップされたり、メディアに使われたら見た人…

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開き直りの美学(言語編)

皆さんは、自分の言いたいことが言えない時にストレスを感じるのではないか。上手く思ったこと…

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バングラデシュの生活

私は、首都ダッカでのホームステイと語学研修を終えて、今バングラデシュ国ボリシャル県アゴル…

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バングラデシュ到着。

スパイシーな香りが漂ってくる。 私はバングラデシュの首都ダッカの空港に降り立った。 空港と言えばキンキンに冷えて寒いくらいだが、バングラデシュの空港はぬるい温度。空港内は、どこからともなく香辛料の匂いがする。 空港を一歩出ると、熱気を感じると共にクラクションやらベンガル語が聞こえ、遂にバングラデシュに来た実感が湧いた。空港の入り口の周りには柵があり、その柵にしがみついた人の群れに面を喰らった。なぜそこにいるのか。この光景に、まず空港に到着した人は驚くはずだ。通常迎えなら空港