想像以上に結果に繋がる。機能的価値と情緒的価値

現代ではモノがあふれ、コト売りの時代であると言われている。
コト売りとは、単純な製品やサービスではなく、そこに別の付加価値を付け加えて売ることであると思うが、そこにも機能的価値と情緒的価値が含まれている。
スターバックスを例にとってみると、
機能的価値:コーヒーが美味しい、コンセントがある 
などであり、
情緒的価値:雰囲気、居心地の良さ
が挙げられる。
このようなモノが溢れた現代では、機能としての価値を売るだけでは顧客に選ばれることはなく、どんな情緒的価値を与えることができるかが大事になってくる。

一番言いたいことはこうだ。

私生活の中でも、機能的価値と情緒的価値を意識すると結果が変わる。

ここで言う機能的価値とは、必要最低限の価値であり、
例えば、カフェだと最低限の味や環境の保証、ペンだと文字を書けるか、車だとエンジンがかけれて車を動かすことができるか
などである。

次に、具体例を使いながら機能的価値と情緒的価値を活かした事例について説明していく。

例えば、メールやLINEのやり取りにしても、
機能的価値だけだと、
「この資料明日までによろしくね。」
機能的価値とはつまり、資料の作成依頼を伝えること。である。
そこに情緒的価値が加わるとどうなるか
「いつもお疲れ様、資料上手いから、今回もお願いしたいな。」
どっちの方が聞いてて気持ちがいいだろうか、そして、資料を作成するという行動に移しやすくするのは後者ではないだろうか。

つまり、機能的な情報+情緒的な情報の両方を伝えることで変えられる結果があるのだ。

他にも具体例を出してみる。

◾️集合時間の連絡
> 機能的価値のみ:「明日10時に東京駅に集合ね」
> 情緒的価値あり:「明日10時東京駅で!楽しみだなあ〜」
         「明日10時東京駅で!行けてよかったなあ」

◾️サービスの営業の時
> 機能的価値のみ:「これは競合よりも〇〇の点で優れていて、、、」
         「今よりも30分、時間短縮になります」
> 情緒的価値あり:「今より30分時間短縮することができ、お忙しい△△さんに、もっと休める時間をとってほしく思います」

◾️日常会話
> 機能的価値のみ:「最近どう〜?」
> 情緒的価値あり:「話聞けてよかったな〜、最近どう〜?」

これだけでも全然違って聞こえないだろうか。

私自身もまだまだなのだが、ただ機能的価値、最低限のことを伝えるのではなく、情緒的価値、相手の心が動くことを伝えていきたい。


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