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小学校受験とはママにとって、いったいどういう意味があったのか

小学校受験、そろそろ幼稚舎の結果が出て、慶應横浜の1次結果が出る頃ですね。

23年度受験組の多くが、小学校受験の結果が、出揃ってきたと思います。

私たちのママ友、パパ友も、「受験終わったー!」「志望校に合格したー!」という声が届いています。



ここで、ふと思うことがあります。

「小学校受験、とーーーっても大変だったけど、親にとって、いったい何だったのか。どういう意味があったのか」と。


私たち夫婦は、いまでも絶叫系子育てをしている、フルタイム共働き家庭です。

そもそも仕事だけでも忙しいのに、小学校受験なんて、もう気がくるってましたが、今でも思い返すことがあります。


「あの苦しかった小学校受験。私たちにとって、いったい、どんな意味があったのか」


ママが思うことをまとめてみます。

~ママ編~



Q:小学校受験って、ママにとってどういう意味があった?


A:

受験があったことで、子どもを心から信じることができるようになったかな。


受験を通じて、一時期、合格するには、こうでなければならない、こういういい子でなければいけないと、私も思っていたし、子どもにそれを強要していたことがあった。

でも、徐々に、それって違うんじゃないかと思った



子どもと普段接してる時に、こんなに素敵な性格で、優しくてなんて素晴らしい子だ、と思うことが何度もあった。


それなのに、学校に気に入られるために、この子らしくない姿を押し付けることって、いいのかな?それっておかしくないかな?と、どこかで気づく瞬間があった。


受験直前期に、子どもに言ったのは、「ありのままでいいんだよ。あなたを落とすような学校があれば、こっちから願いさげだから!」と。

さらに、毎日、塾に送り迎えしているときの、ある夜、帰宅時の坂道で、それを大声で叫んだこともあった。

それくらい、自分に言い聞かせた瞬間があったかな。

型にはめて、それで合格して、この子らしさが失われる方がよくないと思った。

それがあって、直前期には、あれをしなさい、これをしなさいと一切言わなくなった


それは、受験でやるべき教材や授業を、すべて行ったから言えた言葉かもしれない。

もう、やれることをやったあとは、子どもを信じることしかない。


親として子を認める、ということを言葉ではわかっていたけど、心からその意味を理解し、実行できた感じがする。


私は、子どものいいところを全て知っている。

ダメなところもすべて知っている。

それを、すべて受け入れてくれる学校こそ、子どもが行くべき運命だと気づいたかな。


Q:子どもも、小学校受験をしてよかったと思ってる?


A:

それは、わからないけど、この受験を通じて、親と子どもの絆がとても強くなった。

受験がなければ、これほど強くならなかった。


願書を書くたびに、その願書を子どもに見せていた。

子どもは照れながら、「そんな、良い子じゃないけど・・」と言っていたけど、親がどれくらい努力してきたか、わかっていたよ。

縄跳びができないからと、家の前で毎日夕方、縄跳びに付き合っていたのも、子どもはわかってる。

8と8を足して16になることがわからなかったとき、それに付き合って、数の組み合わせを沢山のパターンで、記憶ゲームを作ったこともわかっている。


子どもって、全部わかってるんだよ。

だからこそ、子どもはあの受験を通じて、親を信じ続けたし、親と子どもの絆が深くなったんだよね。


Q:小学校受験、ママは辛くて、しょっちゅう泣いてたけど、やってよかった?


A:

うん!

やってよかった!

この時期だからこそ、やってよかったと心から思う。

中学受験でも、同じようなことに気づくかもしれないけど、小学校入学前という人格形成が行われるとても大事な時期だからこそ、やってよかったと思ってる。


ママのメンタルが壊れそうなとき、子どもに支えてもらったし、子どもが塾や模試でうまくいかなかったとき、ママが子どもを励まして支えた。

この過程が、この時期にできたことがなによりも良かった。


Q:この、辛かった小学校受験、生まれ変わっても、もう一度やりたい?笑


A:

もう、二度とやりたくない笑

それくらい辛かった笑

いや・・、うーーーん、、、

生まれ変わってもやるかといわれたら、、もう一回するかな。

辛かったけど、やっぱり、楽しかった。


夕方、家の前でボール投げの特訓をしてたとき、近所の人から「何をやってんだろう」と絶対思われていたと思う笑

私も、体操のプロじゃないから、それでいいのかわからないながら、ボール投げは、こういう姿勢で、こういう視線で投げる、とか子どもにがむしゃらに教えてた。

道路にコーンを立てて、サーキットの練習を家の前でやってた。



小学校受験で、勤務先にも本当に迷惑をかけたし、直前期は沢山お休みをもらった。

あのころ、勤務先からは、心無いことを言われたこともあったよ。

悔しくて沢山泣いたよ。


でも、私は、子どものために生きたいとおもったし、これ以上の大切なことはないと思ってた。

だから、つらかったけど、やってよかった。

いま、子どもはママのこと心から信頼しているのが、私もわかるし、私も子どもを信じ続けたから、小学校に入ってから色々先生から電話で怒られることもあるけど笑、それでも子どもを信じているからと、どっしり構えてるよ。

この経験は、あの時期にしかできない貴重なものだよね。

以上、ママ編でした。

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皆様のお受験がうまくいきますように。

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