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小学校受験の写真はここで差がつく!合格に近づくノウハウ

多くの小学校では、夏から秋にかけて、募集要項が1000円前後で販売されます。

願書をWeb上で記載して提出できる小学校も中にはありますが、殆どの学校が「手書き」で書く必要があるため、2-3部ずつ購入して、書き間違えに備えます

沢山の小学校を受験されるご家庭は、1つの学校につき2-3部×学校数となるため、募集要項だけで結構なお金が飛んでいきます。



その願書では、「お子様の写真」「家族の写真」の2つを貼る必要があります。

慶應義塾幼稚舎や早稲田実業学校初等部などはお子様の写真のみで大丈夫ですが、青山学院初等科などはお子様の写真に加え、ご家族の写真も必要です。

小学校受験用の写真について、どこに気を付けると良いのかをまとめていきますね。


午前中に撮影する


写真撮影は6歳のお子様にとって、結構ストレスのかかるイベントです。

大人では当たり前のことでも、その場にじっと立ってカメラの方を向き続け機嫌よくいるという行動が、6歳にとっては苦行なのです。

幼稚園に通われているお子様はお昼寝がないので、午後の撮影でも同じようなテンションで撮影はできるかもしれませんが、こども園や保育園に通われているお子様はお昼寝の時間があるため、午後になると眠たくなりグズりやすくなります

また、午後は疲れて、集中力が続かず不機嫌になりやすいので、ご機嫌なうちに撮れる午前中に撮影するのがベストです。


ご兄弟は学校の制服を着ない


既に、お兄ちゃん・お姉ちゃんが小学校に通われている場合、その制服を着て撮影することは避けた方がよいです。

下手に制服を着て撮ってしまうと、写真ではそのお兄ちゃん・お姉ちゃんに目が行ってしまいます。

あくまで、主役は今回お受験されるお子様ですので、他の方は目立たぬよう、清潔感のある格好で映ることを意識し、無難に普通の正装で撮影すればよいです。


男の子は紺色を選ぶ


男の子は、白シャツに紺色のベスト、紺色のズボンがスタンダードの格好です。

複数の小学校を受験される場合は、多くの学校で写真を使いまわせるように、このコーディネートで撮っておけば、どこでも使えます。

ただし、立教小学校を単願で出すご家庭は、紺色ではなく灰色を選ばれるご家庭もいらっしゃいます。

立教小学校の制服は灰色のため、学校カラーを臭わせるために、灰色のベストに灰色のズボンをはかせます。


女の子は学校に合わせて服の色を選ぶ


女の子の格好は、ワンピースがスタンダードです。

ただし、学校に合わせて色を選ぶご家庭が多いです。

雙葉小学校・横浜雙葉小学校・田園調布雙葉小学校の雙葉系、学習院初等科は、厳格な校風なため、説明会から面接の時まで、紺色のワンピースを着ている子が多い印象です。

学習院初等科は、更に、模様もない無地が良いともいわれています。


一方で、東洋英和女学院小学部日本女子大学附属豊明小学校は、落ち着いた濃青色/水色を着る方がいらっしゃる印象です。

小学校受験の先生に聞くと、東洋英和女学院小学部日本女子大学附属豊明小学校では、ちょっと目立って可愛いくらいが良く、垢ぬけて可愛らしい印象を与えるために、白色のチェック柄のワンピースの子もいらっしゃるようです。

他のこと同質化するか、差別化するかは、校風に合わせて色を選ぶ必要がありますね。


ヘアメイクはケチらない


女の子のヘアメイクは、必ずプロにやってもらった方が良いです。

幼稚園受験は不要ですが(2-3歳は髪も細くそこまで長くないので縛ったり三つ編みすることが難しくないので)、小学校受験の場合は、絶対付けた方が良いです。

ヘアメイクのプロと素人では、髪の編み込みが全然違います

ぱっと見の印象が異なりますので、そこはケチらずにやってもらいましょう。

また、母親のメイクもケチらずプロにやってもらった方が良いです。

百貨店の写真館ですと、スタッフが多く慣れているのでクオリティが高い印象があります。


男の子は2週間前にヘアカットする


直毛の男の子は、撮影の2週間前に美容院に行き、ヘアカットすることをおすすめします。

何故かというと、直毛の子は、切ったばかりのときは、切った感がすぐわかり、どこか不自然な印象になりがちだからです。

天然パーマの子は、切りたてでも自然な仕上がりに見えるので問題ないかと思います。

2週間かけて、ちょっと馴染むくらいのタイミングで写真撮影がよいでしょう。


口は閉じておいた方が無難


ここは、幼児教室でも、意見が分かれるところです。

某幼児教室では「歯が出ていても良い」と言いますが、他の幼児教室では「口は必ず閉じたものを選びましょう」と言います。

どちらが正解かは学校側しかわかりませんので、下手に印象を悪くさせ、減点されるくらいなら、無難に口を閉じた写真を選んだ方が良いです。

私たち夫婦も、写真館で撮影する際、写真館のカメラマンから「小学校受験のお子様の写真をよく撮りますが、この小学校は歯が見えているくらいが、明るく見えて良いです。合格している子もたくさんみてますよ。」と言われたことがあります。

そうなのかな?と思い、一応、その場で幼児教室の先生に電話をかけたところ「口は必ず閉じたものにしてください。歯が見えている写真はNGです」ときっぱり返されました。

意見が分かれるときは、無難な方を選ぶ、が正解でしょう。


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皆様のお受験がうまくいきますように。

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