自分の感情に素直になること

ポジティブなことは何も考えずに言えるのに、ネガティブなことはなかなか言えない。
ネガティブなことを言おうと思うと、まずその事実に向き合わないといけない。
これがまた辛い。
どんどん負の感情が湧き上がってきて、収拾がつかなくなる。

何より、ネガティブな感情を持つことが悪いことだと思ってしまっている自分がいる。
本当は悲しいし、しんどいのに笑顔を振りまいている自分。
ネガティブな感情は持ってはいけないと思っていたから、ずっと考えないようにしてきた。
でも、ネガティブな感情は消えてくれなかった。

辛い時につらいと言えることは、本当に大事なこと。
特に今はポジティブ思考がもてはやされていて、ネガティブなことが余計に言いづらくなっている。
みんな頑張ってるのに自分だけ弱音を吐けない。
でも辛い時に辛いと言えないのは自然じゃない!

今思えばネガティブな感情を持ってはいけないなんて、何でそんなこと思っちゃったのかな。
ネガティブな感情だって、大事な私の一部。
ちゃんと認めて消化してあげないといけなかったのにね。
自分を知るチャンスでもある。

今もネガティブな感情と戦っているけれど、ちゃんと向き合って消化しつつある。
不安も恐怖も完全には消えてはくれないけど、ネガティブな出来事の中にもポジティブな要素があって、そこからちょっとずつ学んでいる途中。
もう一度、前を向くために。

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