今日で二ヶ月

2回目の月命日が来てしまった。。

気持ちは、まだまだザワザワし、喪失感は増すばかり。
ドラマを観れば、可愛いのに、こんなにも可愛いくて優しくて。。と思うと、さらに悔しさが募るのだ。。

彼は、周囲の人達に分け隔てなく優しかったのだろう。。　
舞台での彼しか知らないけれど、一般の方が提供してくださる心暖まりエピソードを見るにつけそう思う。

困った方がおられたら、すっと迷わず手を差し伸べ、楽しい事は惜しみなく皆と共有し、様々な方に感謝を伝え、芸能という「産業」に誇りを持って、努力を惜しまない人だった。

私達は、そんな彼の生き方に、笑顔に、どんなに励まされたかしれない。。

眩しい。。。
まだまだいろいろな可能性があったはずなのに。。

しかし、反面、彼は苦しんでいたのだろう。これは、憶測に過ぎないけれど。

彼が、私達に光を見せてくれる分、影も大きくなっていったのだろうと。。

自分らしく、という言葉があるけれど、彼は、そういう時間は持てたのだろうか。。

いつどんな時も、演じていくことは、並大抵のことではない。

そして彼のかけがえのないその透明な心を、この世界は壊してしまったのだ。

私達は彼の生き方、笑顔に応えていないのだ。
少なくとも私はそう思う。

彼に今度会うのはいつだろう。

その時、自分は誇らしい生き方はできているだろうか。

周囲の愛を大切にして、自分らしく、精一杯生きよう。同じ時代に生きた幸せを噛みしめて。
それが、彼への恩返し。