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妻と別れた酒飲みが自由律俳句を詠むと人生詰む?

このところ毎日短歌を詠んでいる私。以前は自由律俳句をupしていました。

自由律俳人といえば尾崎放哉と種田山頭火が有名です。二人にはなぜか共通点が多い。そして、怖いことなのですが、私もかなりそれらをシェアしているのです。

共通点① 中国地方生まれ
放哉:鳥取県生まれ 山頭火:山口県生まれ
私は放哉と同郷です。

共通点② 学業は優秀
放哉:東京帝国大学 山頭火:早稲田大学
私もたまたま入試はできて志望校に入れました。

共通点③ 仕事で挫折
放哉:保険会社の支配人になるも酒癖のため退職
山頭火:父と酒造業を営むが失敗し、家は破産
私も会社勤めではうまくいきませんでした。

共通点④ 別離
放哉:妻と別れる 山頭火:妻子と別れる
私も離婚歴あります。

共通点⑤ 放浪
放哉:京都や須磨などを転々
山頭火:全国を旅して回る
私も仕事ですがほぼ全国を回りました。

共通点⑥ 寺
放哉:寺男となる
山頭火:寺で出家、托鉢
私は大学1年の時、自分の学校の学園祭期間、一人で旅をして永平寺に泊まり、感激していたような人間です。

共通点⑦ 酒
放哉:酒癖のため退職
山頭火:泥酔して市電を止めてしまったことも
私はそこまでの失敗はありませんが、今までの人生で「死ぬかも」と思ったことは酔った時に多かったです。

共通点⑧ 天寿を全うできず
放哉:41歳で病没
山頭火:59年で人生を終える
私は今、還暦。二周目の人生を迎えています。二人を越えたことに少しホッとしています。

私は幼少の頃は病弱でしたが、大人になってからはなぜか健康。新型コロナにはかかりましたが、十数年もの間、風邪すらひいたことがありません。だからかえって怖いという気持ちもあります。突然、ほきほき折れそうで。

私が今から減らせる、二人の自由律俳人との共通点は、酒!

最近、手抜き自炊料理がうま過ぎて、ついつい酒が進むのですが、偉大なお二人を教訓に、控えていきたいと思います。今日の短歌を長く続けていけるように。

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