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ワンポイントマクロ

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ちょっとしたテクニックです。エクセルマクロを作るうえで、知らなくても問題ないコードや書き方などについてご紹介しています。余裕がある人は使って得する内容ですのでマクロを書くときに取…
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2020年10月の記事一覧

ワンポイントマクロ5-省略して書く

ワンポイントマクロ5-省略して書く

書出しが同じときは省略して書く皆さんこんにちは。
今回は何度も同じオブジェクトを書かずに省略して書く書き方をご紹介します。

◆サンプルマクロ「17-項目名で列番号を取得する!」で作ったマクロを使って紹介していきます。

上の図のようなマクロではWorksheets("記録")というシートの指定が全ての行で書かれています。こんな時にはWithを使いましょう!

↓↓

◆解説黄色がWithステート

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ワンポイントマクロ4-ローカルウィンドウ?

ワンポイントマクロ4-ローカルウィンドウ?

今、何回目のループなのか知る皆さんこんにちは。
例えば、ループ処理の時途中で止まってしまって、「今何回目の処理なの?」と思うことありますよね。
そんな時は「ローカルウィンドウ」を表示させましょう!

◆ローカルウィンドウの表示の仕方

VBE画面で①[表示]→②[ローカルウィンドウ]→ローカルウィンドウが開きます。
この状態で、SubとEnd Subの間にカーソルを置いてF8でステップイン実行して

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ワンポイントマクロ3-必須コード

ワンポイントマクロ3-必須コード

マクロを書く際に必ず書くコード今回は私がマクロを書く際に必ず書くコードをご紹介します。
ご参考になれば幸いです。

ズバリ

◆解説★<実行確認>のコード
第三者にマクロを使ってもらうときには、たいていボタンを作ってそのボタンにマクロを登録します。そのため、間違ってボタンを押してしまうことがあるので、その時のためにキャンセルボタンで実行をキャンセルできるようにメッセージボックスを表示させるようにし

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ワンポイントマクロ2-高速化

ワンポイントマクロ2-高速化

ファイルのOpen,Close 時の画面のチラツキをなくす[10-複数ファイルの値を書き換える]でご紹介したマクロのようにファイルを開いて閉じる動作をループで繰り返すようなマクロにはループ構文の前後に次のコードを入れておきましょう。

◆書くコード
Application.ScreenUpdating = False
 (ループ処理)
Application.ScreenUpdating

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