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NEUTRAL COLORSが考えるコンセプトブックショップ“NEW COVER”始動

雑誌 NEUTRAL COLORSの第4号「仕事」特集が発売して早3ヶ月、おかげさまで全国の書店、オンラインストア、また各地でのイベントにて好評販売中です。「仕事とはなにか? 働く意味は?」という根源的な問いとともに、ベーシックインカムの可能性を探究しながら取り組んだイシュー。「仕事」という普遍のテーマに、さまざまな角度から向き合い、積層された個人個人の思いが272Pの厚みとなって表れています。まだご覧になっていない方は、ぜひお手に取ってみてください。

そしてこの夏、横浜・関内にある出版社であり印刷製本所でもあるNEUTRAL COLORSに、月替わりで国内外の独立系書店、出版社を紹介するポップアップ書店「NEW COVER」がオープンします。

購入者特典として1冊ずつ紙資料を用意。よりディープに魅力を知ることができます。

第1回目は4号の特集「Temporary Pressの仕事 ご自由に!」に登場した、シンガポールの“Temporary Press”の出版物が並びます。デザイナーとして仕事への姿勢を明確に持ち、確かな意思を紙に表現する彼らの作品。実際に見て触って感じることのできる、貴重な機会ともいえます。

ここでしか購入できないオリジナルアイテムが揃う。


またNEW COVERでは、NEUTRAL COLORSの自社出版物や、リサイクル紙によるプロダクト・関連グッズなどのラインナップも揃えております。
ぜひお運び下さい!


NEW COVERは、NEUTRAL COLORSの印刷製本所内にあるブックショップです。月替わりで、出版社、書店、個人が選書した本が並びます。アートブックフェアでインスピレーションを受けた出版社や個人、全国の独立系書店を中心にラインナップします。

言語の壁や手作業による少部数出版ゆえ、日本で紹介されていないアートブックがたくさん存在します。または全国の独立系書店のセレクションはその場所に行かないと手に取れません。NEW COVERは、そんな欠片を見つけ出し、制作者や書店店主の言葉とともに読者に届けます。横浜に誕生する小さなブックショップが、つくり手や書店店主と読者が交差するタッチポイントとなります。セレクトされた本は特別なzineとして残しアーカイヴとしていきます。

第1回はシンガポールを拠点にインディペンデント出版を行う《Temporary Press》です。


NEUTRAL COLORS 第4号「Temporary Pressの仕事 ご自由に!」誌面

《Temporary Press》
Temporary Press”は、グラフィックデザイナーのGideonとプロダクトデザイナーのJamieの2人によって、2015年にシンガポールで設立された。活動領域はデザインに留まらず、教育、学習、研究、執筆などいくつものプロジェクトを並行している。出版物は必要に応じて手作業を加え自ら印刷製本までを行う。内容は、リサーチをベースにしたもの、社会問題やローカルな文脈を読み解くためのものなど、いままでのリトルプレスの範疇を大きく超えていく。

■ 「NEW COVER」第1回 《Temporary Press》

【会期】2023年7月29日(土)〜8月31日(木)の間、不定期で開催
【営業時間】17:00〜21:00まで (土曜日曜は15:00〜19:00)
※オープン日時については、twitter またはInstagram にて事前にお知らせいたします。お手数ですが、お越しいただく前にSNSをご確認ください!
【アクセス】神奈川県横浜市中区吉田町53 新吉田町ビル 5A
 ※最寄り駅
 ▷JR・地下鉄「関内」駅から約5分
 ▷みなとみらい線「馬車道」駅約8分
 ▷JR・地下鉄「桜木町」駅約9分
【問い合わせ先】 info@neutral-colors.com

リソグラフ他、印刷製本の機材の見学もできます。



完全にインディペンデントとして存在し、オルタナティブな出版の形を模索し続けます。