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2022年の年頭ご挨拶 ~パーパス経営の実現に向けて~

新年のお慶びを申し上げます。
今年もネットイヤーグループをどうぞよろしくお願いします。皆さまにとって、健やかで平和な一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。May peace, love and prosperity follow you always.

さて、年末年始は新聞や報道が、やたらと「新しい資本主義とは?」的な話題を取り上げているように思いました。格差、環境破壊、エネルギー問題、高齢化社会、新しい働き方といった深い社会課題と、その原因の一端とされている資本主義という構図で問題提起されていました。これまでは、こういった社会課題が「点」として議論されてきたように思うのですが、もっと根っこで繋がっている地盤みたいなものがゆっくりと動き始めていることを感じます。これから10年ぐらいのスパンで、これまで当たり前だった価値観や判断基準が根本的に変わって行く大きな転換期にあると思います。これまでもこういった変化はふつふつと胎動し始めていたのですが、コロナによって誰もが実感できるようになりました。こんなにオフィスに行かないで仕事ができるようになるなんて、誰が予想していたでしょうか。マーケティング、デジタル、IT、Webといった我々が生存する業界も然り、金融、製造、飲食、旅行、あらゆる業界、企業、そして我々一人一人が、その大きなうねりの中にいると思います。

そんな中、ネットイヤーグループも、これから10年、20年とサステイナブルに成長していくために、新しい経営の考え方や、会社と社員の新しい関係作りができるように挑戦していかなければなりません。多くの企業がすでに宣言しているので目新しさはありませんが、当社も「なぜネットイヤーグループが存在するのか」「なぜネットイヤーグループで働くのか」というパーパスをより明確にし、いわゆるパーパス経営への取り組みを加速せねばならぬと切に思っております。

私自身、しばらくニューヨークで生活をしていた経験からも、日本の未来を憂いている者の一人です。先日、ある学生と話していたら、もはや日本とか国にこだわることすら意味がわからないと超国家的な地球視点の意見がありました。とはいえ、いまの日本の子どもや若者たちも、自分が生まれ育った国を何かしらの足がかりにしてアイデンティティーを確立し、世界で活躍するチェンジリーダーに育っていくのだと信じていますし、彼らの不安を払しょくしたいと強く思います。

私たちには、創業から培ってきたユーザーエクスペリエンスデザイン(UXD)のノウハウと、デジタル技術を活用するスキルがあります。これらをもっと磨き、企業や行政のサービス作りを支援し、世の中を便利にしたり、社会課題を解決する事業に取り組んでいきます。具体的には、クライアントのSDGs関連の新規事業開発の支援、行政のDX、社会起業家を広く集めてのインキュベーションなどです。また、企業のマーケティング支援においては、顧客のロイヤリティを高めるカスタマーサクセスにも注力して参ります。そして良い事例が、良い仲間を呼ぶ好循環を生みだす場となり、300人、500人とパーパスに共感する仲間を増やしていきます。

クライアント企業がSDGsの取り組みを加速していく中で、これまでと違った価値観の新しいサービスや事業創出の機会が増えると考えています。このようなサービスデザインに求められるのが、「UXD」「デジタル」「テクノロジー」「ソーシャルビジネス」のノウハウの融合です。ネットイヤーグループは、これらのノウハウを持った人財をどんどん育成、輩出していきたいと思いますので、パーパスに共感してくれる仲間を募集しています!ぜひお気軽にお問い合わせください。まずは私とフランクに話をしてみませんか?一緒に日本の未来を創っていきましょう! 

代表取締役社長 CEO
佐々木 裕彦

◆佐々木へのメッセージはこちらから
https://www.facebook.com/hirohikosasaki

ネットイヤーグループ、ソーシャルインパクト事業準備室を開設し、一般社団法人ソーシャルデザイン・ラボと業務提携


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