＃13　私は「走らない」が凄く「歩く」

私は基本的に「走らない」男です。
たとえば狂犬とか通り魔とか津波とか、何か「走って逃げないと命にかかわる脅威」に追われる事態にでも遭遇すれば、そんときゃさすがに走るでしょうが、そうでなければ走りません。
「汗をかく」というのが整理的に嫌なんです。

その代わり「歩く」というのは大好き。
景色の良い一帯とか楽し気な町並みとかに遭遇したら何時間でも歩き続けます。

「運転する能力」は加齢によって衰えますが、「歩く力」というのは継続した分だけ高まり続けます。
国が高齢者に「運転免許返納」を求める動きが今後どんどん強まるであろう今世紀の日本においては、この「歩く力」の必要性がいやでも増すでしょう。

今後「車に乗る権利」は法改正によって奪うことができても、「歩く権利」は絶対に奪えません。
そのことを見越して、皆さんも「歩ける高齢者」になるべく訓練を始めませんか？