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「神は細部に宿る」話

「肩肘張らない」ブランドコンセプトの増加に、一種の渋滞を感じ出しているmuneです。言い換えると「エフォートレス」ですね。個人的には、どっちの表現も抜け感があって好きではあります。

NIKE社が自動の靴紐調整機能がついたスニーカーを発表しました。それもスマホで調節出来るそう。なんて時代でしょう。後ほど、お勧めの靴ひも屋さんを紹介しています。(1493文字です。)

こちらの新作スニーカー。ぜひそれを足腰の弱った日本の高齢者に方に履いてほしいです。その都度、しゃがむ必要がなくなりますね。おじいちゃん・おばあちゃんは、みんなハイテクスニーカーだ!

靴ひもは世の中から消えないかもしれないけど、靴ひもの「ある・なし」に加えて、「自動・手動」を選べる時代がやってきました。

とは言え、繰り返しますが靴ひもが世の中からそう簡単に消えるとは考えにくいです。ニッチだけど、そんな愛すべき靴ひもを専門に取扱うお店を2つご紹介します。

■靴ひもといえば『靴ひもドットコム』

その名の通り、靴ひもの専門店。厳選された種類・長さ・色を豊富に取り揃えています。

こちらの通販は最高で、そのスニーカーや自分のスタイルにぴったりな素材・色・長さのシューレースが見つかります。買いたてで真っ白のスニーカーにちょうど良い生成り色の紐なんかも売っています。

経験ありませんか?VANSのスニーカーを買ってからいざ紐を通して履いてみると「あれ?ちょっと短すぎないかこれ?」っていう経験。その逆もしかりです。CONVERSEのスニーカーを買って紐が「長すぎるだろこれ!」っていう。

シューレースを変えるだけで、見た目が一新します。それを体現されたのがこちらの方のブログ。スニーカーをよりヴィンテージのある雰囲気にしたり、ドレスアップさせることも出来る好例です。ご参考までに。

■おもしろいのは『VINCENT SHOE LACE』

スニーカーをアップデートするなら、お勧めはヴィンセントシューレースさん。

手持ちの定番スニーカーを意図も簡単にアップデートできます。手持ちの靴のラインナップは、数年前のノームコアや定番品を推す流れもあり、友だちとだだ被りといったことも少なくありません。お洒落を決め込んで街に繰り出し、待ち合わせ場所で「あっ…。」といった具合です。被りがちな定番のNEW BALANCEやCONVERSEのスニーカーなんかに、ちょっとした変化を加えられます。

特に雑誌POPEYEで提案された、クラークスのワラビーシューズはめちゃくちゃかっこよくて、反響も大きかったみたいです。

■『神は細部に宿る』

あるドイツの美術史家が言ったことばです。例えば、同じ「白色」でも素材を変えるだけで、雰囲気がまるで違います。シューレースだと、ナチュラルな綿素材もあれば、ツルッとしたナイロン素材もあるみたいな。

細かい部分にまでこだわって、良いモノづくりをぼくも行います。

ことヘップサンダルにおいても素材の選定は肝です。素材選びではデザインの良し悪しに加えて、実現可能性持続可能性まで考えて選定しなければなりません。あるブランドでヒット商品のアウターが、翌年は違う素材でリリースされたりするのはそういった理由もあると思っています。生地替えの理由は一概には言えませんが、昨年の生地が今年もその材料屋に残っている、あるいはそこで作られているとは限らないからです。だから「なんであのコートは素材が良かったのに、どうして今年は同じシルエットでも素材をわざわざ変更したんだろう?」みたいなことになります。(*もちろん、お客さんに飽きられないようにという意味で、素材を変える場合もありますが。)

ぼくはご近所履きをやりますから、手軽さは大切です。手入れにもあまり気を配らなくていい、

肩肘張らな素材を選びたいと思います。





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