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再生物語

奈良のタウン情報誌「ぱ~ぷる」に、成人式での姿をスナップされたことがあるmuneです。当時、ガラケー時代の奈良の裏掲示板サイトに「奈良のナンパスポットはドン・キホーテ」と書いてあり、友だちにドライブしてもらっていました。全くのガセネタでした。

こんな記事を見かけました。シャッター通りを買い取り、再生させた男の「暮らしたい街のつくり方」のお話です。

いわゆる地方創生のお話。新潟市に『ある沼垂(ぬったり)テラス商店街』の再生ストーリーをまとめた記事でした。読むとわかりますが、行政の方だけでは成し得ていなかったであろうことがわかります。そして、この記事の主役である田村さんひとりの行動がなければ、周りの行動にも派生しなかった。

こちらの記事にある田村さんの人間性に、とても刺激を受けました。「やれることは即やる」がモットーらしく、「スピード感をもってやらないとダメ」と考えて、果敢に実行した。

性格やタイプがあるので一概に正解はありせん。ぼくの場合、常にフルスロットルでいると、間違いなく息切れしてしまう性格です。それでも、前に進んでいることを実感しないと焦ってしまいます。ここが自分の厄介な部分でもありました。

ただ、最近は失敗しながら、手探りですが抜きどころも大切だと考えるようになりました。自分は常にフルスピードを出すことが出来ません。ただ、その分、テンポリズムは大切にするようになりました。休むことに入るサイクルも必要だし、一方で崩さずに何かを実行し続けることも大切であると。

例えば「この仕事は周りがなんと言おうと、このテンポで進めないと納得出来ないんだ。周りになんと言われても、巻き込んででもこだわりを持ってやりたいんだ。」というのが何であるかがわかってきました。しかし、それを全てのタスクに押し付けません。「これは抜いてやってもいいかな。」というところは楽観的に捉えます。(当たり前かもですが)

シャッター街…1990年代に様々な理由で、古き良き時代のコンテンツが駆逐されました。それが今、リバイバルしたり再び注目を集める例が少なくありません。そこにはストーリーがあります。それに共感した人が集まります。これから始める履物のブランドにも、そんなストーリーがあります。「沼垂テラス商店街」の、店主全員にぼくのブランドの履物を届けたいな。



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