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【第60回】谷川俊太郎 詩/中山信一 絵『うそ』主婦の友社

NetGalleyラジオ番組「ネットギャリーで発売前の本を読む」
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【第60回】
放送日:2021年3月30日(火)7:20~
※詩人 谷川俊太郎さんのコメントを収録!

★『うそ』
谷川俊太郎 詩 中山信一 絵
主婦の友社
刊行日 2021/04/01

NetGalley作品詳細ページはこちら
https://www.netgalley.jp/catalog/book/215104

《内容紹介》
「あやまってすむようなうそはつかない」――。
ついていいうそ・いけないうそってあるの? うそについて、真摯な思いを絵本に。

「うそはくるしい」はずなのに、平気でうそをつく人がいる。大きな声で何度もうそをつき、しらを切り通す人もいる。うそをくり返したら、それが真実になるのだろうか。

この世は、ほんとうのことより、うそであふれている。うそをつかない人なんて、この世にはいないだろう。どうして人は、うそをつくのだろうか。
ついついてしまったうそ。ごまかすためのうそ。自分を守るためのうそ。相手の幸せを願ってつくうそ。

そもそも[ついていいうそ]と[ついてはいけないうそ]、[いいうそ]と[悪いうそ]ってあるのだろうか。あるとすれば、その違いはなんだろう。いい・悪いや軽い・重いの基準で測れるものだろうか――。

この絵本は、詩人・谷川俊太郎さんが1988年に発表した詩を、イラストレーター・中山信一さんが絵で構成したもの。ある男の子がうそについていろいろと思い、考える。

心の奥深いところまで届く、時おり読み返したくなる宝物のような一冊。

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