開幕戦で東城りおプロが豪快な倍満ツモとインパチ【日テレプラス麻雀】
「りおぱら」がいきなり豪快な倍満ツモとインパチの一撃です。
日テレプラス麻雀リーグ2023の放送が今月から始まりました。
開幕戦を制したのはセガサミーフェニックス・東城りおプロ。東1局に北家で4000、8000、東4局1本場の親では跳満をあがるなど、力強い攻めを貫きトップを獲得しました。
日テレプラス麻雀リーグは人気・話題の麻雀プロ16人が参加。打ち筋によって「堅守速攻」を得意とするセイラーズ・リーグ(セ・リーグ)と「豪打一振」を信条とするパイレーツ・リーグ(パ・リーグ)に分かれます。
それぞれのリーグ戦の上位2人が日本シリーズに進出。2試合の合計ポイントで優勝者が決まります。
2018年から2022年までの優勝者はKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典プロ、日本プロ麻雀連盟・和久津晶プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロ、日本プロ麻雀連盟・川原舞子プロ、日本プロ麻雀連盟・早川健太プロです。
今年はセ・リーグに萩原聖人、東城りお、笠原拓樹、山脇千文美、滝沢和典、川原舞子、白鳥翔、魚谷侑未の各プロ、パ・リーグには井出康平、岡田紗佳、石井良樹、高宮まり、佐々木寿人、白銀紗希、和久津晶、早川健太の各プロが出場しています。
開幕戦となったセ・リーグ1回戦は日本プロ麻雀連盟・山脇千文美プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典プロ、TEAM雷電・萩原聖人プロ、セガサミーフェニックス・東城りおプロの並び順。
東城プロは幸先の良いスタートを切りました。
東1局に北家・東城プロは7巡目に六萬・九萬待ちでリーチしました。
ピンフ・ドラ3・赤ドラ2の黙聴でも跳満確定の手です。それでも東城プロはツモって倍満を狙い、リーチに踏みこみました。
この思いきりの良い豪快な打ち筋が東城プロの魅力です。
六萬・九萬は山に3枚残っていました。
親の山脇プロが10巡目に追いつき、ペンチャンのドラ7索待ちでリーチしました。
ところが、7索は山に残っていませんでした。
東城プロは12巡目に九萬をツモ。裏ドラが1枚乗り、リーチ・ピンフ・ツモ・ドラ3・赤ドラ2・裏ドラ1の4000、8000(+1000)です。
最高のスタートを決めた東城プロはさらに加点し、東4局1本場(供託1)を迎えました。
持ち点は東家・東城57300、西家・滝沢22900、北家・萩原20900、南家・山脇17900です。
親の東城プロの配牌。役牌の中がトイツでチャンタも狙えるチャンス手が入りました。
東城プロは2巡目に7筒をツモり、チャンタとともに「789」の三色も現実味を帯びてきました。
3巡目に絶好の9筒を引き入れ、早くもイーシャンテンです。
東城プロは8巡目に1筒をツモり、六萬・九萬待ちで聴牌しました。
黙聴で九萬の出あがり狙いの選択もありましたが、東城プロはここでも果敢にリーチに踏みこみました。
ラス目でイーシャンテンの山脇プロが12巡目に九萬を勝負して放銃。
東城プロは裏ドラが2枚乗り、リーチ・チャンタ・三色・裏ドラ2の18000点(+1300)です。
東城プロの持ち点は76600点となり、大きく抜け出しました。
東城プロはその後、南場で山脇プロに親満を放銃するなど失点しましたがリードを守り切り、勝利しました。
1回戦の最終結果は東城52800、滝沢38200、萩原27700、山脇1300です。
東城プロ持ち前の攻めが全開した開幕戦でした。ただ、セ・リーグよりもパ・リーグのほうが打ち筋のイメージに合うとあらためて感じました。
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