見出し画像

ハギーがMリーグ今季初トップ 決め手は十八番の三色

 TEAM雷電・萩原聖人プロが今季初トップを獲得しました。

 Mリーグ2022-23の2022年12月19日(月)の第2回戦です。

 決め手となったのは十八番の三色。南3局1本場(供託1)で華麗に一発ツモです。

 第2回戦はKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳プロ、TEAM雷電・萩原聖人プロ、EX風林火山・二階堂亜樹プロ、赤坂ドリブンズ・園田賢プロの並び順。

 勝負どころとなったのが南3局1本場(供託1)です。持ち点は南家・園田28200、東家・亜樹27600、西家・岡田21700、北家・萩原21500。萩原プロはラス目なものの、全員2万点台の接戦です。

 萩原プロにチャンス手が入りました。配牌リャンシャンテンです。

 萩原プロは1巡目から5索、6萬を続けて引き入れ、3巡目に一気通貫を狙える9筒をツモってイーシャンテンです。

 5巡目に3索をツモって6萬を外し、筒子の一気通貫と「345」の三色の両天秤で手を進めます。 

 手役にこだわり、高打点を目指すハギーらしい打ち回しです。

 萩原プロは9巡目に1筒を重ねて聴牌。「345」の三色が確定したカンチャンの4索待ちでリーチです。

 4索は山に3枚残っていました。

 萩原プロは10巡目に一発で4索をツモ。リーチ・三色・一発・ツモの2000、4000(+1300)です。

 南4局を迎え、持ち点は西家・萩原30800、東家・園田26100、北家・亜樹23500、南家・岡田19600です。萩原プロは切れ味鋭い一撃で、ラス目から一気にトップ目に浮上しました。

 萩原プロはオーラスに岡田プロからピンフ・ドラ1の2000点をあがって逃げきりました。

 昨季から28戦連続トップのなかった萩原プロ。代名詞の三色を華麗に決めたハギーらしい勝利です。待ち望んでいた雷電ユニバースから歓喜の声がツイートで相次いでいます。

 第2回戦を迎えた時点で今季の個人スコアのランキングでは32人中31位だった萩原プロ。初勝利で29位に浮上したことをきっかけに巻き返しを期待したいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?