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瑞原プロここぞの親番で起死回生の倍満【Мトーナメント】

 ここぞの親番で起死回生の倍満です。

 U-NEXT Pirates・瑞原明奈プロがМトーナメント2024ファイナルステージB卓で総合2位となり、セミファイナルに進出しました。 

 第1試合でラスに沈んだ瑞原プロ。第2試合もラス目で迎えた東3局の親番。倍満の一撃を決め、一気に浮上しました。

 B卓はU-NEXT Pirates・瑞原明奈プロ、U-NEXT Pirates・仲林圭プロ、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥プロ、渋谷ABEMAS・松本吉弘プロが対戦しました。

 2戦の総合ポイント上位2人が勝ち上がります。

 第1試合の結果は松本64.0、松ヶ瀬6.0、仲林-16.1、瑞原-53.9。

 第2試合は松ヶ瀬プロ、松本プロ、瑞原プロ、仲林プロの並び順。

 東3局を迎え、持ち点は北家・松本29300、南家・仲林25200、西家・松ヶ瀬23500、東家・瑞原22000。

 第1試合でラスだった瑞原プロ。ラス目で迎えたこの親で大きなあがりをものにしたいところです。

 5巡目に3索をツモり、イーシャンテンになりました。

 6巡目にドラの6筒を引き入れ、好形に変化しました。

 いち早く聴牌したのは、自風の南を鳴いていた2着目の仲林プロでした。

 7巡目に8筒をチー。ペンチャンの3筒待ちです。

 3着目の松ヶ瀬プロも9巡目に4筒を重ね、二萬・五萬待ちで聴牌。迷わずリーチしました。

 逆転に向け、大事な親番を流されるピンチに追いこまれた瑞原プロ。10巡目に赤5筒を引き入れ、松ヶ瀬プロ、仲林プロのいずれにも通っていない5筒と入れ替えました。

 ドラ1枚、赤ドラ2枚を抱えた手。オリはなく、危険牌を押します。

 仲林プロは10巡目に無筋の六萬をつかみ、現物の7索を外して聴牌を崩しました。

 松ヶ瀬プロは10巡目に3筒を暗槓。新たなドラは2筒です。

 すると、瑞原プロが12巡目に4筒をツモり、1索・4索・7索待ちで追っかけリーチしました。

 松ヶ瀬プロが12巡目に一発で1索をつかみ放銃。

 裏ドラがなんと4枚乗りました。瑞原プロはリーチ・一発・ドラ1・赤ドラ2・裏ドラ4の24000点(+1000)です。

 親の倍満で息を吹き返した瑞原プロはその後も加点し、セミファイナルに勝ち上がりました。

 厳しい放銃となった松ヶ瀬プロもオーラスに大逆転。瑞原プロとともに進出しました。

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