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ミラクル優が6面待ちでベスト16進出【發王戦】

 まさに「ミラクル優」でした。

 U-NEXT Pirates・鈴木優プロが2024年1月14日(日)の第31期發王戦のトーナメント5で2位に入り、ベスト16進出です。

 あがれば勝ち上がりの3回戦(最終戦)のオーラス。優プロは6面待ちの手が入り、満貫の一撃を決めました。

 最終戦はU-NEXT Pirates・鈴木優プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会・水巻渉プロ、日本プロ麻雀連盟・藤島健二郎プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会・鷲見智和プロの並び順。

 3試合の総合ポイントの上位2人が勝ち上がります。

 南4局を迎え、持ち点は北家・藤島56300、南家・優24400、西家・水巻23700、東家・鷲見15600。

 ここまでの総合ポイントは藤島58.3、優2.6、鷲見-0.1、水巻-60.8です。

 この一局で優プロは鷲見プロを4位に沈めたまま、あがればベスト16に進出できます。

 優プロの配牌。索子が好形です。

 優プロは3巡目から5巡目まで4索、8索、2索と続けて索子を引き入れてイーシャンテンです。

 7巡目に9索をツモり、受け入れが広くなりました。

 優プロは8巡目に四萬をツモって聴牌。なんと1索・3索・4索・6索・7索・9索の6面待ち。迷わずリーチしました。

 総合ポイント1位を走る藤島プロが自身で決着をつけようとあがりに向かい、9巡目に1索をツモ切って放銃。

 優プロはリーチ・ピンフ・一気通貫の8000点です。

 最終結果は藤島50.3、優10.6、鷲見-0.1、水巻-60.8。

 優プロは藤島プロとともに、U-NEXT Piratesのチームメイト・仲林圭發王や竹内元太最高位がシード選手として待つベスト16に進出を決めました。

 一番の勝負どころで奇跡のような6面待ちのあがりを決めた優プロ。スター性をあらためて感じた一局でした。

 

 

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