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牧野プロが国士無双で特大トップ【最高位戦A1】

 国士無双の一撃で9万点を超す特大トップです。

 2023年9月13日(水)に行われた第48期最高位戦A1リーグ第10節C卓の4回戦。最高位戦日本プロ麻雀協会・牧野伸彦プロが東4局に国士無双をあがりました。

 C卓の4回戦は醍醐大プロ、牧野伸彦プロ、石田時敬プロ、近藤誠一プロの並び順。

 東4局を迎え、持ち点は西家・牧野46100、東家・近藤43200、南家・醍醐17100、北家・石田13600。

 牧野プロはここまで3戦して2位1回、3位2回。この日の自身最終戦となる4回戦でトップ目に立ち、是が非でも勝利したいところです。

 牧野プロの配牌。1・9・字牌が10種10牌あります。

 牧野プロは国士無双に向かいました。

 4巡目まで有効牌を引けませんでしたが、5巡目に東を重ね、リャンシャンテンになりました。

 7巡目に9筒をツモり、イーシャンテンです。

 牧野プロは8巡目に1索をツモりました。あっという間に南単騎待ちで国士無双を聴牌です。

 ここまで、牧野プロから1・9・字牌は1枚も出ておらず、他家からまだ聴牌しているように見えません。

 南は場に1枚切られ、チャンタの手を進めていた醍醐プロが1枚持っていました。山には2枚残りです。

 醍醐プロが11巡目に7筒をツモった手牌です。

 醍醐プロは南か發を切れば、チャンタのイーシャンテン。發がドラなので先に南を切りました。

 この南で放銃。牧野プロは国士無双の32000点です。

 牧野プロは役満の一撃で持ち点が78100点になりました。

 この試合ではさらに加点。94600点の特大トップを獲得しました。

 牧野プロは「有終の美」を飾りました。

 一方、醍醐プロはこの日、4連続ラスで役満放銃もあり、まさに悪夢の一日となりました。


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