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『【週1~】髪自由×Wワーク・扶養内OK 上位存在歓迎!』 2023年4月18日

不朽の名作『走れメロス』にて、メロスは「人に心を疑うのは最も恥ずべき悪徳だ」と王を罵った。
読んだ当時この意見に、「この歌詞、私のことだ」と道徳の討論の授業で水を得た魚のように暴れまわるオタク予備軍の小学生のように激しく賛同したモノだった。
だがしかし、『君の中の英雄』で栗林みな実さんが歌っていた通り、人の思考は常に進化をして繰り返し変わっていくよ恐れないで、なワケである。
中途半端に社会の一端を垣間見た今となっては、メロスのこの激情に対し前とは逆に「この歌詞、私のことだ」と自分に刺さって涙を流すオタクの女子中学生に成り下がってしまった。

そう、私は疑わざるを得ないのだ『バイト先の上位存在』を。

まず一に、「常に居る」
二に、「誰かが飛んだ空きシフトに躊躇いなく入る」
三に、「何度も忘れたことを呆れずに教えてくれる」
この全てを網羅している『上位存在』がどの職場にも在る。領域外の生命か旧支配者かはヒトである私には分からないが、とにかく超越している。

どう考えたとしても、暇つぶしに下界を覗きに来た上位存在にしか思えない。どーすんだよオイ、ダウンのときに店長と裏で「ま、文明築いて4000年のヒョロガリにしてはよくやってる方じゃないすか笑」とかタバコふかしながら談笑してたら。私の立場的に「堀江さん、この子上位存在じゃないですか!」して、もう二度と行きません。(笑)できねーぞ。

果たして、バイト先でくだらないミスを繰り返すのはそんな益体もない空想をしているからか、本当にSAN値が削られているからか。
あなたはどう思います? ひろゆきどう思うの?


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