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『ちっちェ~~カラオケ館は良キャラの夢を見るか』 2023年3月27日


約4か月前、下北沢にて極小のカラオケ館を見つけてしまった。
そのあまりのミニマムさから、現実を受け入れられず『カラオケ館を名乗る全く別の建物ではないか』とまで思って調べたが、ちゃんと普通にカラオケ館の一店舗だった。

池袋
渋谷
川越

私の持つカラオケ館のイメージといったら、やはりデカさ、デカさなのだ。
街中であの青い看板を見かけたらいつでも『でっか…♡』となるし、眼前で存在感を放ってくれるカラオケチェーンであると考えており、半ばテラキオンと似たようなモノと認識している節がある。どこの店員さんも素早さ種族値高いしね。

カッコよすぎるネオン

そんな長年抱いていたイメージが一瞬にして崩れ去ったのだから興奮しないはずがない。
急勾配すぎる階段、ローカルみ溢れるドア横のネオンも一層興味を引かせて来る。

視覚障害者にとって、彼女はビジョンです。

今すぐ突撃しようとも考えたが、その当時、普通にバチクソ時間がなかったので日を改めることにした。
シモキタで開催されていたフレッシュネスバーガーのぼっち・ざ・ろっく!コラボ期間が残り二日しかなかったためである。感動~!性善説さんオツムデカいのね~!

というワケで約2か月後に改めてやって来た。
本当にいつ見ても感動するミニマムさ。外でコレなら中は一体どうなっているのだろう……。

そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
中は驚くほどに普通、いやなんなら綺麗で清潔。休日でそこそこ混んでいたのにドリンクを運んで来てくれるのも早いし、接客もとても丁寧。しかもなにより安い。

大満足

そんなこととあらば、流石の私も申し訳ないが満面の笑みを繰り出さざるを得ない。
外見が異端で中身がいいヤツとかただの良キャラなので止めて欲しい。堕ちてしまう。人気投票でかなり上位に食い込んで、「コイツの良さは私だけが知ってるハズなのに……!!」とかめんどくさい嫉妬したくない。いや、やっぱりしたいかも。

ここだけに限らず、まだ多くの『良キャラ』が眠っていると考えるとワクワクが止まらない。

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