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腕立て伏せをしたのだ。

僕は今、腕立て伏せをした。

広くもなければ狭くもなく、これを言ったら部屋に失礼かもしれないが、

これといった特徴のない部屋で、

一人腕立て伏せをした。

腕立て伏せを一人でしている僕を、
俯瞰で見たら相当面白いと思った。
一人で何を必死に、
自ら自分の体をおろして、あげているのだ、と。
何かのためになっているのか?!と。

先日は雪が降り、まだ寒さも、降った雪も残っているため、
毛布にくるまりながら腕立て伏せをした。

冬の寒さは嫌いだけれども、
冬の寒さがある時だけ感じられる、
あの、暖かい〜が好きでもある。
つまり、冬の寒さには好きも嫌いもあるわけである。

「矛盾してるじゃないか!」と誰かは指摘をしてくるであろう。
指摘をしてきて、いつしか週刊誌に掲載されるであろう。
それでも、僕は冬の寒さが好きでも嫌いでもあるのだ。
腕立て伏せをしていたので許してもらいたいと思う。

そんなこんなを言ってるうちに時間は過ぎていた。
僕はそんなこんなを言っていなければよかったと思った。
そして腕立て伏せをしている間にも時間は過ぎていたのだ。
僕は腕立て伏せをしてなければよかったと思った。

だけれども、何もせず時間が過ぎていくよりかは、
断然マシであると思った。
なのでこれでよかったということにしたのだ。

腕立て伏せをした直後に、
このnoteを書いているので、
きっとこの文章は、

パンプアップしていただろう。

間違いなく、パンプアップした文字であったろう。
それに気づいてもらえてれば、
僕は他はなんでも良い。
缶のコーンポタージュのコーンを、
最後の一粒まで出しきれなくても良いと思ってしまった。

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