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【超初心者ワークショップ】ティーバッグで自分の為の一杯を淹れる

先週の金曜日に前々から計画していた企画として【超初心者ワークショップ】を始めました。飲むけど淹れた事が無いという方、もっと知りたいけど誰かに見ていて欲しいという方、一人で飲んでいてばかりなので自分のやり方に疑問が残る方などに向けての会を始めました。
理由は簡単で「自分で淹れて飲む人が増えたらそれが当たり前になる」という事です、まだまだ残念ながら紅茶を自分で淹れる事は特殊技能のような扱いを受ける事が多いです。

話を聞けば「自分が正しい事をしているか」この点を気にする人が多かったですね。本当に多い。「こういう話を聞いた、そのやり方以外ではだめなのか」「誰誰からこういう話を聞いた、これが正しいのではないのか?」などです。話の内容自体は大抵専門的な話で「まず自分の為の一杯」を淹れる事がスタートの時点で気にする事は無いのですが、どうもそこが重たい蓋のように初心者の人にのしかかってせっかくのチャレンジ精神が発揮できない状態になる興味を持ってくれたの方の時間が勿体ないと常々思っています。なのでその不安を実践経験でひっくり返すために始めた企画です。

何をするのか

簡単に説明すると、ひたすら参加者が「ティーバッグ」を使って紅茶を淹れて、同じ参加者に振る舞い味を確認する。そしてまた別の参加者が同じ手順で紅茶を淹れて同じよう参加者同士で振舞い合うそうする事で、ティーバッグで紅茶を淹れる手順を繰り返し実践しながら、同じレベルの参加者の手順を複数回見る事で、自分が慣れてない点を客観的に見て経験値として積んでもらう方法です。「反復練習で自信と経験をつける」これになります。

なぜティーバッグなのか

ティーバッグを推す理由も単純で
1:「茶葉を軽量しなくてよい、準備と後片付けも簡単」
2:「使う道具も少なくて済むので自宅での反復練習も簡単」
3:「ティーバッグは商品形態の一種であり、普通に美味しい物が多い」
4:「持ち運びに便利なので家でもオフィスでも再現ができる」

で、どうなったのか

一人1回淹れたら交代で2週目になる頃にはだいぶ手つきもスムーズになり、自分以外の参加者の動きも何度も見ているので復習になってかなりスムーズに自分の為の一杯を淹れる事が出来るようになったのでした。

身近な物で簡単アレンジ

写真は「ドライみかん」を入れたみかんティー。
出来上がった茶葉に適当にドライフルーツを入れて風味と糖分を加える。
その他には「練乳で東南アジアスタイル」のミルクティーなども試してもらいました。身の回りにある品を一つ加えるだけでもその個性を変えてくれるのが紅茶の面白い所なのでその辺も体験して楽しんでもらいました。

参加した皆さんで「美味しいね」とお互いのお茶を褒めながらのティータイムはあっという間に時間が過ぎてゆきました。同じぐらいの経験値だからこそフラットに意見交換をし合って会を楽しんで頂けました。最後に皆さんが改めて気づいた事ですが「こんなに沢山飲めるとは思わなかった」と今回皆さん3杯半ほど飲んだのですが、聞くと普段は1杯で終わり。これもとても嬉しい言葉で「ティータイムに3杯飲むのが当たり前の感じになるまでこの会を続けたい」決意を新たにする思いです。

そんな【超初心者ワークショップ】の次回は9月21日です。どうぞよろしくお願いします。





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