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シリーズ:おい!スリランカへ紅茶直接仕入れにいくぞ!4

今回買い付けする茶葉ってすごいの?

そうですよね、普通はそう思います。回答から言うと「とてもスゴイ」と私は思っています。通常TVなら【クオリティシーズンに入った直後、紅茶として完成したばかりのフレッシュな発酵香の残る茶葉を味わえるのは現地で買い付けて即持ち帰ってきたOOバイヤーだけ!】と煽り文句のナレーションが付くぐらいです。去年私は運良く分けてもらいその香りと味にカルチャーショックを覚えたものです。なんというか紅茶味のフレッシュジュースと言う様な不思議な感覚を味わいました。

じゃあ現地行かないで取り寄せたら良いのでは?いいえ、そうはいかないのです。

もちろんそう思うのですが、通常皆さんのお手元にある紅茶に発酵香が残るのは出来てから3週間ぐらいが限度だそうで、通常のオークション、検疫、輸送、入国手続などを通していると3週間なんかとっくに経っておりその宝物のような発酵香は消えてしまします。なので直接買いに行きすぐに持って帰らないと味わえない紅茶が今回の目的になります。

基本現地で製茶仕立てのわずかな時間しか楽しめないコンディションの紅茶を皆さんにお届けしたい。あの味を知って欲しい!という気持ちです。

そんなちなみに現地の茶園で直接買い付け出来るのも長年の付き合いや紹介が無いと基本相手にしてくれない事が多いそうです。まずはオークション(市場)で購買実績を積んで顔を覚えてもらってから見たいな所があるのはどこの国でも同じようですね。今回は紹介という事で買い付けに行けるのですが、これを縁に毎年買い付け出来る仲になっておきたいものです。

持って帰るには限度(重量制限)がある

もちろん、持って帰って来るのですがやはり手持ちな以上飛行機に持ち込める限界があります。スリランカ航空は40㎏までOKなので私物を限界まで絞り35キロほど買って帰れたら御の字でしょうか。この限られた重量で何をどれだけ買って帰れるか、どんな茶葉との出会いがあるかなんかも楽しみながらもちょっとの不安と楽しみを感じています。一つ100gで350パックが限界でしょうが3~4種は良いの見つかれば良いなと思います。

そして、届いたら取り置かず急いでプレミアムな状態の紅茶を大いに楽しんでもらえ、それで驚きに満ちた「おいしくたのしくなかよく」な時間を過ごして貰えたら私は嬉しい。

さて、スリランカに向けて体調を整える為にジョギング行ってきます。



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