【11月の取り組み】
こんにちは。少し前になってしまいましたが、11月の取り組みを紹介します。
11月3日 やってみんCAFEレベルアップ会
第1回「やってみんCAFE」を終え、出てきた「パンケーキが丸くならない」「カップケーキが膨らまない」といった課題を改善するために、レベルアップを図る試作会をおこないました。
今回はお菓子作りに詳しいお母さんに来ていただき、どうやったらよりおいしい商品になるのかをみんなで作りながら考えました。
自分たちだけで作ったときよりもふわふわなパンケーキとカップケーキに仕上げることができました。次回の開催が楽しみです!
11月9・10・11・18日 小学5生 村内事業者見学
西粟倉小学校5年生のふるさと元気学習では「村を元気にしている人・会社」をテーマに学習を進めています。1学期は「会社」に注目し、村内にあ「村を元気にしている」と思う事業所7カ所(木の里工房木薫、株式会社西粟倉・森の学校、株式会社清勝、エーゼロ株式会社、ソメヤスズキ、nottuo株式会社)の見学に伺い、どんな仕事をしているのか、どんな想いを持った人たちが働いているのかインタビューを行いました。
共通していたことは村を元気するためというよりもお客さん仲間のためにそれぞれの分野でやりがいをもってお仕事をされている。それが結果的に村を元気にしていることにつながっているということでした。
今回学んだことは2月に地域のお年寄りが集まって学ばれている「あわくら大学」で発表される予定です。
11月13日 だっぴ
中学生・大学生・大人が同じトークテーマで対話することで中学生の世界観を広げ、自己開示できる力を育む「だっぴ」。昨年は学校外で有志のみの開催でしたが、今年は中学校の行事の一環として開催しました。
西粟倉のだっぴは、中学生も実行委員会として準備を行います。参加してほしい大人、トークテーマは実行委員で決めました。(参加してほしい大人例:背が高い人、漫画家、海外に行ったことがある人)当日は「勉強する意味って?」「どんな人生にしたい?」などのトークテーマで対話しました。
振り返りでは、「自分以外の他の意見を知ることができてよかった。」「普段話す機会がない大人と話せて楽しかった。」というような意見が出ていました。
11月14日 ぷちあわくらみらいアカデミー
いつもは村内の子供向けに行っているあわくらみらいアカデミーを改めてコンテンツ化し、村外の方向けに実施しました。
今回のぷちあわくらみらいアカデミーは、「糸紡ぎとコースターづくり」をブラッシュアップしたもの。これまではただつむぐ、ただ織るというものだったのですが、総合的に「糸」を理解するために糸の種類当てクイズを出すなど、大人も楽しめるプログラムで行いました。
「どうやったらできるんだろう?」と自分の頭で考え、ワクワクしながら手を動かすことは大人も子どもも深い学びにつながります。
今後は村内の方々の「やってみん!」はもちろんのこと、村外の方々の「やってみん!」も後押しできる存在になれればと思います。
11月14日 ロボコン撮影
Nestでは教育を目的とした移住を生むため、西粟倉にある教育を外に発信する活動も実施しています。その一環として、一般財団法人むらまるごと研究所の拠点「むlabo」で開催されたWEEED Robot Challengeの動画撮影を行いました。
本番の様子はこちらをご覧ください(vivistop nishiawakura「WEEED Robot challenge本番」note。
むlab内にある「VIVISTOP NISHIAWAKURA」は様々な最先端の機械があり、それ等を使って子どもたちが社会課題でもある「草刈り」ができるオリジナルの「草刈りロボット」を制作。その機能や性能を審査するコンテストでした。
当日はオンラインで別の地域とつなぎ、遠くにいる同じチャレンジャーとも交流し健闘をたたえ合っていました。
11月18日 中学3年生オーストラリアオンライン交流
西粟倉では、例年中学生有志にむけてオーストラリアへ海外語学研修を開催しているのですが、2年連続で今年もコロナで中止となり、オンラインでの交流を行いました。
中学3年生の英語の授業のなかで行なわれました。グループに分かれ、「What your mane?」「What Japanese food do you like?」などの質問を行ないました。オーストラリアの生徒は日本語を勉強しているようで英語で分からない言葉は日本語で答えてくれたりしていました。逆にこちらが日本語で質問されたことに対して英語で答えたりと、どうにかわかりたい!伝えたい!という想いをお互い持って交流することができました。
11月23日 第13回あわくらみらいアカデミー
第13回あわくらみらいアカデミーは「和菓子作り」に挑戦しました。講師はなんと中学校の校長先生にお願いしました。先生になる前に和菓子職人だった経歴をお伺いし、ご無理を申し上げてご協力をお願いいたしました。親子参加大歓迎で行なった結果、3組の親子が参加してくれました。
今回は季節に合わせてもみじと栗の練り切りの作り方を教えていただきました。同じ材料を使っていても色も形も様々な和菓子となります。ちょっと大きめ、逆に小さいもの、色が鮮やかになるもの、栗の菓子に毛をはやすことに一生懸命になる子。個性ってこういうことかも、と感じられました。
今回のあわくらみらいアカデミーは、普段の「子どものやりたいこと」を聞いて企画したものではなく、実は「大人のやりたいこと」発でした。長年の「やりたいこと」を叶えてもらえた回にもなったかと思います。
大人も子どもも、じっくりと集中して「初めての作業」に挑戦していました。
11月25日 ジビエ給食
さとのば大学1年生の小曽根雅紀さんと地元小学校5年生の草刈煌介くんが考案したジビエメニューが給食に提供されました(山陽新聞)。小曽根さんと草刈くんのつながりは、前々回の食育イベントから始まります。
イベント終了時に、お迎えにこられた保護者とお話すると西粟倉村の給食調理員さんであることがわかりました。そこから「給食でジビエを出そう」という動きにつながり、栄養士の先生、小学校の校長先生のご理解ご尽力もあり、11月に給食として提供されることになりました。
今回もエーゼロさんからお肉を提供いただきました。
初めてジビエを食べる子も多く、初めは恐る恐る口に運んでいましたが、味わいながらジビエ料理に親しみを感じていたようでした。
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