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台湾のごはんの味はやさしくて、やさしくておいしすぎた【5/12】

GW付近、台湾に行ってきた。

冬のある日の深夜、「うああああああああああ」って頭が錯乱して衝動120%で取ったチケットでそのまま旅に出た。15年ぶりくらいの台湾。

成田発、台北桃園空港着。台北数日。そのあと特急に乗って高雄着。高雄数日。高雄から台北まで新幹線で戻って、台北松山空港発、羽田着で戻ってきたという感じ。

特急の内側

むろんたのしく、かなりおいしくもあった。食べるごはんというごはんがなにもかもうまい。台湾には、やさしい味のもの、ちょっと尖っているが概ねやさしい味のもの、もっちりしているもの、やさしい味の食べものが多かった。味の好みが自分とほぼほぼ完全一致。だからもう、なに食べてもうまかった。

この旅は自分にとって、久しぶりに「制作や仕事との直接的な関連がない旅(つまりただの娯楽)」でもあって、「記事のためにあれを食べる」みたいなのが一切なかったので、食べるものが全方位的に自由でもあった。

しかし、自由といわれると逆に戸惑うもので、ほぼほぼノープランで行ってしまった私は日々、3食のプランニングに悩まされ続けることに。吟味が得意ではないゆえ「いま食うのかよそれ」みたいなのも挟んだけど、でも、なにしろさっき書いたとおりなのである。なにを食べてもおいしい嵐。

あ!1個だけ、ファミマに売ってたグアバは除いてもいいかな、食感に違和感があったから。でも、それ以外は概ね美味にあふれまくる日々だった。値段も、一時期より物価が上昇したもののリーズナブルといえる域。1食500円以内で食べられるようなごはんが結構あった。旅行先でも3食以上は食べることがむずかしく、ぜんっぜん巨大化してくれない胃袋をここまで憂いだこともないだろう。

おいしかったからこそ、新しい反省もうまれた。おいしいものを、思いの丈食べるのにはもっと工夫が必要だった。ここらでちょっと、備忘録的なものをまとめておきたい。これは、人の役に立つかはわからない、私のための備忘録である。

「あたりまえっしょ!」みたいなやつもあると思うが、基本のきを知らない人がおもに自分のために書いているのでおおめにみてほしい。


備忘録1:旅先で食いたいなら日頃からしっかり運動しよう

書いたとおりである。しっかり食べたいなら、普段からしっかり動いておき、より食べものを欲するからだになっておくことが必要だ。おいしい食べもののある国で食事をするのだから、やっぱり欲をいえば1日4〜5食は食べる心づもりでありたい。そのためには、運動、運動、運動。やっぱ運動が必要……ですね。ううう。旅先でちょっと動いたくらいじゃ胃のキャパはたいして変わらないってことがよくわかりました!

備忘録2:しっかり食べたいなら、がっつりリサーチしておこう

「なに食べよう?」を無限に悩める環境が用意されているのが台湾。ただ、悩んでばっかりでは食事はすすまない。現地で極力悩まないですむためにも、おいしい食べものがありすぎる旅先に関しては、旅にでる前からちゃんと食のリサーチしておくのがめっちゃ大事であると心にしみた。幸い台湾は人気の渡航先なので、情報が集まりやすい。ふだんはノープランで出かけるのが好きなんだが、台湾に限ってはちゃんとみておいたほうがいいわ〜〜となった。

なお下記のお店は、この本の表紙になってるごはんが置いてある店。ちょっと混んでたけど意外とすぐに行列ははけた。席はぎゅうぎゅうだったけどおいしかった〜

備忘録3:朝、起きれるように事前に体内時計を調整しとこう

普段が遅寝遅起きのため、旅先でもしっかり遅寝遅起きのままだった。そもそも自分は、旅先にいるときのほうが睡眠時間がふえる。ホテルのベッドが気持ちいいから。

体内時計は旅の気合いだけでどうにかなるもんじゃないみたいなので、できることなら数日前からととのえておいておきたい。台湾の朝ごはんはとっても、とってもおいしいのだから。

朝ごはん、行けなかったけど下記の店が気になった。店名がないっぽいのよね。

下記の朝だけ営業のおにぎりやさん、にぎわってて確かに味もうまかった。

備忘録4:帰りの飛行機は起床にむりのない時間が◎

早起きが前提になるようなフライトを選ぶと自分の首をしめるだけ。帰りは特にくたくたしているんだからなおさら、むりのないフライトを選んでおくのが間違いない。あ、あと。ひさびさに座席に液晶画面がついていて映画を楽しめるタイプの飛行機に乗ったんだけど、フライト中に映画を見られるのってやっぱ強い! 退屈感がかぎりなくない。「すずめの戸締り」を2回みた。あと、LCCじゃない飛行機のいいところはやっぱり荷物の重さ制限がゆるいとこ。気にせずお土産を詰められるのはやっぱらく。

備忘録5:臭豆腐ってうまいわ

臭豆腐はざっくりいうと、なんかちょっと臭いカリカリしたおとうふの揚げ物においしいタレが絡まっている……って感じ。好みはわかれるが、私はすごく好きなので、この気持ちを大切にしていきたい。

下記のお店のがうまかった。カリカリ度が高い気が。うわこれ好き!ってなって2回食べにいった。

備忘録6:ホテルは窓のある部屋!

あんまりこだわりなく勢いで予約しちゃって、あとでやっちまったとなったのがホテルの窓の有無。下記のホテルは窓ついててフロントの人も親切かつフロントの近くにお菓子も置いてあってよかった。お風呂にバスタブもついてた。自分はtrip.com経由で1泊7000円かからなかった。チェックインしたとたんに「次もここ泊まりたい!」って感じたので部屋に入ってから声に出して言った。次も泊まりたい。

備忘録7:鉄道、事前予約が安心かも

特急、直前にチケット取ろうとしたら、直近の数本が売り切れていて乗るまでに結構待った。ちょっとふんぱつして乗ってみた新幹線の乗り心地がめっちゃよかった。高雄〜台北で片道日本円7000円強くらい。途中にみえる田園風景がちょっと日本に似てる。特急だともうちょい安く行けるが、片道5時間近くかかる。新幹線なら2時間弱。

備忘録8:高雄の炒飯うまい

高雄の六合夜市で買った炒飯がおいしかった。行ったのは下記。味噌味のスープが味噌汁っぽいけどちょっと違っている感じでおいしかった。高雄はけっこういろんな場所で炒飯をみかけた。

つぎこそはイカ墨炒飯も食べたい。

備忘録9:番茄切盤を次こそは

トマトにあまい生姜醤油をかけて食べるメニュー「番茄切盤」をうっかり食べそびれた。おいしそう。

トマトといえば。六合夜市で見かけた、ミニトマトにすもものドライフルーツ(?)を挟んであるやつがいい感じだったので家でもなにか近いもので真似したい。

備忘録10:ファミマのペット茶うまい

茶葉が入ってるペット茶というものがあって、それはそれはもう、捨てるときにめんどうではあったんだけど、お茶の味の約束されてる感じがたまらず、何度も何度も飲んでいた。日本でも販売してほしいけどたぶんむりだと思うので(茶葉がめんどくさいから)台湾行ったときにしっかり楽しんでおきたい。

以上、勢いまかせに書いてみた。余談だが飛行機で見た「すずめの戸締り」は人生初の新海誠でした。思っていた以上にすずめの戸締りに関する話すぎて「まじで!これは!すずめの!戸締りだ〜〜!」っていう感想だった。いやもっとほかにも感想はあるはずなんだけど。(おもしろかったです)

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