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KPOP好きカメラマンによるヨジャグル楽曲大賞2023

今年のKPOPもすごい勢いでしたね。
本格的に日本でのライブ展開やイベントも増えたことでさらに市場が活性化した気がします。
個人的にも結構ライブ見させていただく機会も多かった一年でした(ありがたいことに一部お仕事もさせていただきました)。

aespa(代々木体育館、さいたまスーパーアリーナ、東京ドーム2days)
TWICE(味の素スタジアム)
TAEYEON(東京体育館)
LE SSERAFIM(代々木体育館)
iKON(大阪城ホール)
(G)I-DLE(立川ガーデン2days)
EL7Z UP(大宮ソニックシティ)
BOBBY(Zeppダイバーシティ)
XG(ぴあアリーナMM)
KCON JAPAN
SUMMER SONIC 
SBS INK IGAYO LIVE in TOKYO
2023 MAMA AWARDS
Music Bank Global Festival 2023

こう書くと結構行ってますね。なぜか一番見たのはaespaだという。
前置きが長くなりましたが、早速超個人的な2023年のヨジャグル楽曲ベスト10を発表します。

次点:Shhh(KISS OF LIFE)

いきなり次点スタートとか既に10曲に絞れなかったことが明白なのですが(苦笑)、今年デビュー組をどうしても差し込みたかったのでKISS OF LIFEのShhhを選出。
2022年デビューの第4世代が強すぎたこともあり、今年の新人はなかなか陽の目を見ずらかった気がしますが、一番インパクトあったのはこの曲かなと。シンプルにHIPHOPしてるのがとても印象的でした。

10位:CHEEKY(EL7Z UP)

かなり悩んだのですが、サバイバル番組「QUEENDOM PUZZLE」から生まれたEL7Z UPのデビュー曲を選出しました。
QUEENDOM PUZZLEは伸び悩んでる若手グループのメンバーや解散したベテランたちがサバイバルしながらデビューするという内容なのですが、僕の見識をかなり広げてくれた思い出の番組となりました。
そんな番組から生まれたEL7Z UPはH1-KEYのフィソやwoo!ah!のナナ、PURPLE KISSのYUKIなどなんで売れてないのかって思う実力者が揃っています。
実力者集めすぎて渋滞しちゃっててCHEEKYはなんとも個性を生かしきれてない楽曲にはなってしまっているのですが、頑張ってほしいなということで10位にランクイン。

9位:Cupid(Fifty Fifty)

中小事務所発でアメリカでスマッシュヒットした奇跡の一曲Cupid。
Fifty Fiftyは本当に残念ながらこの曲を残して事実上終了してしまったので、ある意味では伝説の曲となったのかもしれません。
昨今は難解な曲が多い中で、シンプルなメロディーは心に染みるものがありました。

8位:FLOWER(JISOO)

BLACKPINKのジス待望のソロ曲。
ジスが美しいのは自明なのですが、アメリカで撮影されたというMVは色彩が美しく衣装も洗練されていて息を呑むような美しさです。
どこか東洋的なサウンドや手を広げて花を作るような振り付けもかなり戦略的だなと感心しました。

7位:Super Shy(NewJeans)

今年はNewJeansの年と言っても過言ではない活躍でしたね。
NewJeansは楽曲が良すぎるので制限しないと何曲でもノミネートしちゃうのですが、まずは7月にリリースした夏曲Super Shyは無視できませんでした。
軽妙なイントロから始まる印象的なダンス。風が吹いたような爽やかなサウンドが運ぶ青春。やっぱりNewJeansは特別だと思わざるを得ませんでした。

6位:Drama(aespa)

第4世代で実力最強といえばやっぱりaespaかなと。そんなaespaは事務所のゴタゴタで前半なかなか活躍できなかったのですが、夏にこれまでのメタバースイメージを一新したSpicyをリリースして復活。
Spicyはもちろん良い曲だったのですが、やっぱりaespaは強くあってほしい勝手な幻想をがありまして、ちょっと寂しさも覚えていました。
って思ってたらこのDramaがリリースされて、強いaespaが帰ってきました!現状一番正統派で最強のガールクラッシュ曲なんじゃないでしょうか?

5位:UNFORGIVEN(LE SSERAFIM)

ルセラも今年は活躍がめざましかったですよね。
その中でもUNFORGIVENは印象的な振り付けと生で見ても一糸乱れぬシンクロダンスが光る名曲じゃないかと。個人的にはユンジンの指を回すシーンが大好きです。
ルセラは当初イロモノかなと思っていたのですが、メンバーの個性も爆発しててどんどん好きになるグループだなと思いました。来年の活躍にも期待したいです。

4位:Off The Record(IVE)

IVEもたくさん楽曲をリリースしてくれた年でしたね。
どれも名曲なのですが、個人的に好きだったのはこのOff The Recordでした。
NewJeans路線なんていうと怒られてしまいますが、叙情的な青春感が心地よい楽曲です。ビジュも良すぎてMV見入ってしまいます。
IVEってつくづくなんでもできるんだなと思いました。

3位:Chill kill(Red Velvet)

レドベル姐さんが帰ってきました。
このChill killは初見で今年一番の衝撃を受けた楽曲だったかもしれません。
恐ろしく難解な構成の曲なのですが、しっかり曲として成立していて、かつメンバーの歌唱も美しい。ベテランの凄みを感じました。
若いグループの青春感とは一線を画す大人の悲哀が美しい一曲でした。

2位:Allegy/Queencard((G)I-DLE)

僕の大好きな(G)I-DLEさん、今年もやってくれました。
ここだけ2曲で反則なのですが、世界観もつながっていてセットでこそ輝く曲なのでこのような形になりました(言い訳)。
Allegyは軽快なギターサウンドで、QueencardはBlurを思わせる中毒性のあるダンサブルなサウンドで、ルッキズムへの警鐘を描いています。
今年もしっかり世の中の不条理と戦ってくれる(G)I-DLE、痺れる憧れる!
この2曲のMVはぜひ「Allergy」→「Queencard」の順で見てほしいです。

1位:Ditto(NewJeans)

2023年、1位はこれ以外はあり得ませんでした。
DittoはガールクラッシュからKPOPを進化させた歴史的な曲だと思います。
イントロだけで、気持ちが青春時代に引き戻される奇妙な感覚。聞き飽きることのない奇跡の一曲だと思います。
各賞を総なめにしていたことも納得の2023年最強の楽曲で間違い無いでしょう。

番外編:Paradise((G)I-DLE)

ちなみに僕が今年一番聴いた曲は(G)I-DLEのParadiseでした。
タイ人メンバーのミンニが作詞作曲した曲なのですが、シンプルな言葉で深い愛を歌った美しい楽曲です。
2023年は個人的に愛について考えることが多かった年だったので胸を打つものがありました。
2024年は愛に溢れた一年になりますように、という願いを込めてランキングを終わります。2023年ありがとうございました。2024年もよろしくお願いします!

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