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就職氷河期世代より苦しい現代の若者

就職氷河期世代の私が、現代の若者との比較を考えてみる。


就職氷河期世代の20代のほうがラクだった

これは前から言っていることだが、就職氷河期世代の若い時より、今の若者のほうが苦しいと思っている。理由は、税金と物価高だ。単純に消費税は安かったし、社会保険料も今よりは安かった。

物価といえば、マックを始め、外食は安いし、コンビニのお菓子類も安い。携帯もガラケーなので、iPhoneのように10万超なんて機種はなかった。ただ、洋服は高かった。

今でこそUNIQLOがあり、おしゃれな人も着ているので抵抗がない。昔はデパートで買おうとすれば、今で言うところのセレクトショップのようなところで買うようなものだ。全身揃えるだけで、何万とするときもある。

洋服もそんなところで買わなければ、安く済ますこともできた。とにかく大きな買い物をした記憶がなく、パソコンぐらいだ。私の場合は実家暮らしということもあって、不自由なく暮らせていた。

娯楽はスマホコンテンツになるのも納得

昔はスマホがなかったので、なんでもリアルで楽しむ必要があった。映画・ドライブ・スキーなどなど・・・。とりわけ、今と値段が大きく違うのは、ディズニーランドだ。

このサイトによると2倍になっている。とてもじゃないが、20代前半で出せる金額ではないだろう。これにプラスして飲み食いも発生する。他にも映画料金もあがっている。(そもそももう映画自体を見に行くということも減っていると思うが)

安い居酒屋は未だにあって、こちらは昔からあまり変わっていない。こんなところから、おそらく今の若者は、UNIQLOを着て、ネットコンテンツを楽しみ、たまに飲みに行くという生活をしていると思われる。

ただこれで満足するかというと疑問だ。SNSでは金持ちがキラキラ生活でマウントを取ってくるので、自分もそんな生活がしたいと憧れるはずだ。

サイレンテロと新NISAで先輩を追い抜く

幸いにも今の若者は、初任給が高い傾向にある。そういう企業に入れることが条件だが、その高い初任給を使わずにひたすら溜め込む。そして新NISAに突っ込むことで、おそらく10歳上の先輩を追い抜くことができるだろう。

ぜひサイレントテロを実行していただきたい。

現代は、使おうと思えば使えるが、安く済ませようとすればいくらでも安く済ますこともできる土壌が整っている。それを利用して、蓄財に励むのがいいだろう。

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