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米国株投資 来年の自分へのメッセージ

米国株投資をするにあたり、アノマリーを強く感じた。来年はアノマリーを意識するために自分へのメッセージ。

セル・イン・メイ(sell in May)

5月に売却しよう、というアノマリー
理論的根拠があるわけではない相場経験則を表す「アノマリー」。
そのうちの一つに、『セル・イン・メイ』があります。
“Sell in May, and go away,don't come back until St Leger day.”
「5月に売ってどこかに行け、セント・レジャー・デーまで戻ってくるな」という意味です。
本来これは、イギリスの投資の格言です。
「夏の株式相場は盛り上がらず、株価が上がらないので、5月には株を手放して、9月の中旬に開催される有名な競馬レース『セント・レジャーステークス』後に株を再開しなさい。」ということを表しています。

auカブコム証券

6月〜9月のパフォーマンスが悪いから、5月に売却して休もうというメッセージだ。リンク先を確認すると、4月がもっともパフォーマンスがよいので、4月に売り上がればいいことになる。天井を狙うのではなく、分割して売り上がるのが一番いいだろう。

そして、相場に戻ってくるのは9月だ。9月の頭から、1ヶ月買い仕込んで、年末で一旦売るか、年越しをして、また4月に売ればいい。個人的にはポジションを持ったまま年越しをしたくないので、売却推奨だ。含み益ならばいいが、含み損の場合、楽しい年末年始を過ごすことができなくなる。

とはいえ、そんなポジションになるのは下手だからであって、9月から買っていれば含み損にはならず、少しだけ含み益というのがリアルなところだろう。

夏枯れ相場

【取引量の減少】
夏季休暇を取る投資家や企業が増えるため、取引量が減少します。特にウォール街のトレーダーなどが休暇を取るため、市場の流動性が低下し、価格変動が鈍くなることがあります。
【企業の発表が少ない】
企業の四半期決算発表などが7月下旬に集中し、8月は重要な情報が多くありません。
これにより、投資家の情報収集が乏しい時期となるため、市場に対するリスク回避が高まる傾向があります。
【株式市場の季節性アノマリー】
季節性アノマリーとは、明確な根拠を説明しにくい株価変動の経験則です。
一部の投資家は、夏枯れ相場が例年訪れることを予測しており、事前にポジションを整理することでリスク回避を図ります。これが相場の変動を一層鈍らせる要因となることがあります。

@DIME

今年は特に顕著に感じた。8月はほんとに上がる気がしなかった。参加者が少ないというのも頷ける。なんというつまらない相場だ!とモヤモヤしていたのだが、最初からこの夏枯れ相場を意識していれば、気持ちも安定するだろう。

上がりも下がりもしないのだから、見るだけ時間の無駄だ。夏前に売却した利益で、リッチなサマーバケーションが理想だ。相場を忘れて、夏を楽しもう。どうせ動かない、大丈夫。

来年の自分へ

多少にずれはあるだろう。現に10月だというのに、株価は不調だ。しかし少なくとも市場参加者は戻ってきているようなので、上でも下でも方向が決まればそっちに動くのだろう。

来年は、と書いたが、来年はもしかしたら、新NISAでつみたてと成長投資枠で、インデックス投資しているかもしれない。その時は、このようなアノマリーすら気にすることなく、のんびりしていればいい。(投資以外に何か他の楽しみを見つけないと発狂しそうだが・・・)

こう考えると5ヶ月は投資から離れることになる。GWと年末年始を合わせると約半年は離れることになる。冷静に考えると、投資に向きあう時間というのも1年のうちにあまりないなと気づく。売買するは自由だが、小銭を稼いでドカンとやられるのが落ちだろう。

4月に売って、5月から8月は休んで、9月から買い始める。のんびりいこう。

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