日銀の金融政策転換の感想とこれからの戦略
日銀のマイナス金利解除とかETF購入終了とかの感想とこれからの戦略。
円安基盤が強固に
私は資産のほとんどをドルで持っている。なので、円安大歓迎だ。ただ、日銀のマイナス金利解除を受けて、日米の金利差が縮まることによる円高を心配していた。
だが、蓋を開けてみれば市場の反応は冷ややかで、マイナス金利解除なんて大したことなかった。むしろマイナス金利解除してもこの程度であり、金融緩和継続なので、円高要因が小さくなったともとれる。
日本の金利はもうしばらくは上がりそうもないので、米国の金利に依存する形だ。その米国の金利もいずれは下がるだろう。そのときに円高になるのかもしれないが、ドルを売って円を買うという動きがどうも想像できない。
加えて、新NISAによるオルカンやS&P500などの海外資産への投資だ。日本人が円を売りドルを買って投資することになるから、円安要因になる。これは今後も継続する動きだ。
となると円高(だった)ピークはここ最近の話になり、あとは円安に動くだけとなる。
日銀のインチキETF買い終了
個人的にはこっちのほうが印象に残った。やっと終了するのかーという感じだ。企業の実態を投資家が評価して株価が決まるというルールをやぶり、なんでもいいから買いというわけのわからないスタンス。
このおかげで私は日本株に嫌気がさして米国株に移った。米国株は素直だ。決算がよければ上がるし、悪ければ下がる。日銀のETF買いみたいに、悪い決算を下支えるというインチキはおこならい。
買入は70兆円にもなっているらしい。まったくわけがわからない。
これからの戦略
これからも安心して米国株に投資。円高要因は見当たらない。金利差以外でも為替は動くのだが、日本の金利上昇はたいしたことないと見透かされているので、円安になる下地はある。
仮に円高になったとしても、新NISA&オルカン・S&P500組がドルを買い支えてくれるだろうと期待している。今後も資産は上昇することを見込んでいるが、緩やかにかより早くかの選択になる。
一番やってはいけないのが、日本円貯金で昇給なしの企業に勤務すること。これだけはマジで詰み。
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